見出し画像

【天空の小学校】クラウドファンディングのリターンを一部お送りしました

didiのクラウドファンディング(第3弾)にご協力いただき、「カコット村のお守りチャーム」のリターンをお選びの皆様にお品物をお届けしました。

今回お送りしたものは、カコット村をはじめとしたヒマラヤ山麓のチベット系の人々に長く受け継がれているチャームをメインに製作したアクセサリーです。

子どもたちの魔除けだけでなく、村の冠婚葬祭の装飾としても必需品。

数千年・数万年にわたる自然の働きで作られた鉱物・化石や、今は製造方法が明らかになっていない手工芸品も含まれています。チベットの山々の民族は、家宝として、時に交易用の財宝としてこれらのビーズやチャームとともに暮らしてきました。

今回のリターンで使用したパーツは、天然石などを利用したものもありますが、練り・染めやイミテーション部分もあります。以下、それぞれのチャームやモチーフのご説明です。チベタンモチーフにご興味のある方はぜひお読みください。

【山サンゴ(コーラル)】
古くからチベット地方にて吉兆を呼ぶ赤色が珍重されてきました。祭りや祝いの時に着用されます。また、成功に導くものという意味もあるようです。現在では染色されたものやプラ製が多く出回っています。

【トルコ石(ターコイズ)】
幸福を呼ぶ石として親しまれてきた石です。山サンゴと組み合わせて使われることが多いです。チベタンターコイズは他の産地のものと比べ緑色が強く、落ち着いた色のものが多いです。

【こはく(アンバー)】
チベットの蜜蠟琥珀は病から身を遠ざけるものとして、特に眼を守るとして珍重されてきました。チベタンアンバーはぎっしりと詰まった不透明感が特徴です。本物は同じ大きさのアクリルビーズより軽量といわれています。

【赤メノウ(カーネリアン)】
古代ではこの石に彫刻や焼き付けを施し、貴重な装飾品として何世代にも渡り受け継がれていました。天珠(ジービーズ)と同様に、富と繁栄を願って身に付けられたものとされています。

【エンドレスノット】
チベット仏教の吉祥紋のひとつです。「終わりのない結び目」のモチーフで「永遠の絆」「輪廻」「相互作用」など様々に解釈されています。


参考・引用文献
■エスニック・アートギャラリー BUONA VISTA様HP
https://www.buona-vista.com
■糸島市 アンティークビーズ・シャンティ様HPおよびインスタグラム(オーナー様のお話も参考にしました)
http://www2.synapse.ne.jp/shanti/index.html


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集