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#163 銀座はミツバチの園

銀座のハチミツ、東京蜂蜜。

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そう、東京の銀座ではハチミツを作っているんです。

「銀座ミツバチプロジェクト」というものがあり、銀座周辺のバーの店長やクラブのオーナーの方々が有志で参加しているプロジェクトであり、またNPO法人の名称にもなっています。

通称:銀ぱち。


東京にいながら銀座のはちみつには触れたことがなかったため、テレビを食い入るように見ていました。


銀座はミツバチにとって天国

そもそも、ミツバチがはちみつを作るのは女王蜂や人間の為ではなく、ハチ自身の保存食や子供の餌として巣を存続させる為です。

ミツバチが花の蜜をハチの体内に貯蓄し、巣に戻って吐き出すことでハチミツが蓄えられていきます。

ハチの唾液や体内に含まれている酵素が花の蜜の成分を分解することで、はちみつが出来上がります。花の蜜の水分は約80%ありますが、はちみつになると約20%まで下がります。


ではそのミツバチたちが銀座周辺のどこから花の蜜を採ってくるのか。

ミツバチの行動範囲は約2~3kmといわれており、銀座を中心にすると、周辺には、浜離宮、皇居、日比谷公園、芝公園など自然あふれる場所がちょうどたくさんあります。ここには蜜源がたくさんあり、この蜜源があることを発見したことが2006年にプロジェクトをスタートした発端となりました。


まさしく、ミツバチにとって銀座は「花の都」


このプロジェクトからできるハチミツは銀座周辺のお寿司、フレンチ、バーのお酒など多様に使われています。

また、松屋銀座店では、「銀座のハチミツカステラ」、「銀座はちみつチェリージア」など、お土産用品にも使われています。



「東京にもあったんだ。」という言葉ぴったりだったそんな発見でした。



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