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#77 外食チェーンの閉店

連日、新型コロナウイルスの影響を受けて、飲食店が打撃を受けている報道を目にします。

営業時間が20時までであり、かつ、お酒の提供が19時ラストオーダーのため、売上の目途が立たないとのこと。

店舗の賃料がランニングコストになるため、各社、スクラップを余儀なくされているという報道も見受けました。

金の蔵 108→63
牛角  843→564

ワタミ 114店閉鎖
かっぱ寿司ややきとりセンターを展開するコロワイド 195店閉鎖、うち125店が居酒屋業態
すかいらーくHD 200店閉鎖
ロイヤルHD 90店閉鎖


飲食店のみならず、新宿や銀座のオフィステナントも空室が増えている状況。


一例

人件費・・・・・・・70万円
(店長/経営者=30万円、アルバイト=40万円 時給 800円 × 2名 × 10時間 × 25日営業)
家賃・・・・・・・・22万円
水道光熱費・・・・・10万円
通信費・・・・・・・3万円
宣伝広告費・・・・・10万円
消耗品費・・・・・・15万円
商店会費・・・・・・1万円
保険料・・・・・・・2万円
雑費、予備費・・・・5万円

素人考えですが、店舗が営業できない代わりに、太字のところの経費が多少抑えられると思っています。

それでも家賃が占める割合はまだ大きく、一旦閉店をして、再度店舗をビルドしていくという判断でしょうか。


今後どうなっていくのか。

もう少しこの状況が落ち着いたら、新たに「ビルド」される飲食店が出てくるかもしれません。

要は、今はランニングコストを抑えるために店舗を閉鎖しているだけであり、元通りの状況が見込めれば別の飲食店が入る可能性はあると思っています。

例えば、居酒屋「鳥貴族」を展開している鳥貴族HDは、バーガー事業に参入することを表明しています。

各社が縮小をしていくなかで、ある種強気ともとれる攻めの姿勢が、それを裏付けているのかもしれません。

勝算があっての判断だと思います。



麻雀とか野球でも言いますが、ピンチのあとにチャンスあり。


why now?を念頭に、攻める企業は攻めています。


常にwhy nowを。


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