#239 カラテカ入江の格言
昔、生命保険会社に勤務していた時に、会社のセミナーにカラテカの入江さんがスピーカーとして登壇をする会がありました。
面白い人で好きだったので、インスタをフォローしており、毎日色んな人と交流をしている様子を知っていました。
後に、その人脈が例の事件に繋がったことは世間の周知の通りですが、そのセミナーのメモがスマホの中に残っていました。今見返しても面白い内容だったので、まとめていきたいと思います。
究極の人たらし
そもそも入江さんは、かなりの人たらしだと思っています。これはいい意味です。どんな人相手でも懐に入り込めるその特徴は、最大の武器であり、誰もが真似をできるものではありません。
営業マンの誰もが欲しがる天性のものといっても過言ではありません。
そのセミナーでは、どのようにして相手の懐に入り込んでいるか、どんなことを意識しているかを話していた記憶があります。
ちなみにこれからのまとめについて、相手は企業の社長を想定しています。
相槌のWBC
会話にはリアクションがあった方がいいわけです。
「へぇ」で終わるより、「え!そうなんですか!知らなかったです!」と少し大げさに話す方が、相手も気乗りしてくれるし、会話が弾むんです。
そこで大事なのはWBC!
W:笑う
B:びっくりする
C:チェックする
とにかく笑うこと!知らない話が出てきたら少し大げさなくらいにびっくりすること!その知らないことについてはその場でチェックをすること!スマホがあれば直ぐに調べられます。
酒付き合いに備えてこれを持ち歩く!
宴席においては、終わった直後も大切です。
「社長、結構お酒飲まれてましたよね。明日、二日酔いにならないように、これ飲んでくださいね。」という言葉を添えて渡していたのがこちらだそうです!
サポジン!
ホスピノール!
ちょっとした気遣いですが、入念な準備と心配りが後々大きく影響してきますね。
UFJを持ち歩け!
サポジンとホスピノールは宴席の話ですが、そうではない普段の時では必ずUFJを持ち歩いていたそうです。
赤い銀行ではありません。
U:ウコン
F:フリスク
J:充電器
いざという時にサッと出せたら勝ちです。
熱い社長とクールな社長の対応別
大きく類別すると、熱血なタイプと、少し俯瞰しているクールな社長がいた場合、話し方の対応は違ってくるんだそうです。
◆熱い社長の場合
・「社長、そうは言ってもやんちゃでしたよね?」
・「矢沢、長渕、社長」
・1代で会社をここまで大きくしたんですか!?
・社長30歳で子供中学生ですか!?
◆クールな社長
・「お話、メモらせていただきます。」
・「ワンオク、セカオワ、社長」
・「学生時代に企業したんですか?」
ここで伝えたいのは、相手の喜ぶ言葉、俗にいうキラーワードを探すということです。
このキラーワードは次につながります。
さしすせそ
キラーワードとしてよく出てくるのは相槌の「さしすせそ」
さ:斬新ですね
し:知らなかったです
す:すごい切り口ですね
せ:センスありますね
そ:そこ、盲点でした
社長との会話はビジネスの話なので、社長の話を褒めるとしたらこのような相槌が刺さるんだとか。
まとめ
ちなみに、下心をもち、狙って社長と付き合うためにこのようなことを考えているわけではないということです。
今の自分にできることを模索した時にたどり着いたことが、UFJを持ち歩くとか、ちょっとした気遣い、心配りをすることだと気づいたんだそうですよ。
そして何より、自分を可愛がってくれる社長に感謝をする意味を込めて、このような行動をしています。
決して社長と下心をもって仲良くするために、なんてことはありません。
多分、そんな人は一発で見透かされます。
ちなみにセミナーが終わったあとに入江さんの本を買ってサインをもらいました。