#290 鳩レース協会・・・?
昨日の電車ネタには多くの「いいね」をいただいていました。
思っていることはみんな同じなんだなと思えた次第です。
よければご覧ください。
さて、今日も電車から始まるネタです。
今日は朝から出社のために電車に乗り、ふと外を眺めていると。
「日本鳩レース協会・・・?」
気になる建物を上に近辺で発見してしまいました。
鳩レースとは
複数の愛鳩家(あいきゅうか)が各自の飼育している鳩を持ち寄り、同一地点から同時に放鳩し、誰の鳩が速く帰ってくるか競うものです。
条件を公平にするため、放鳩地から各自の鳩を飼育している鳩舎までの距離を正確に測定し、鳩が帰るのに要した時間で割って、1分間のスピード(分速)を出して比較します。
レースに参加するには、記録機という特殊な時計が必要になります。
鳩はあらかじめ番号を控えられたゴム輪を脚につけて帰ってきます。
このゴム輪を記録機に入れて帰還した時間を記録します。
また、最近の記録機は自動的に帰還時間を記録する電子入舎システムの使用を認められ、鳩レースもデジタル化に向かいつつあります。
レースを実際に主催する団体としては、全国各地に競翔連合会があります。
レースに参加するためには、連合会員とならなければなりません。
つまるところ、鳩の帰巣本能は非常に高く、1,000km離れた場所から放鳩しても帰ってきます。
そのため昔は伝書鳩等通信の手段として用いられていました。
その性質を利用したものが「鳩レース」。
レースにもよりますが、100km~1,000kmの距離から放鳩し、帰ってくるまでのスピードを競います。
このレースに参加するためには、前述の鳩レース協会に参画する必要があります。現時点で会員は約10,000人なんだとか。
帰ってきた鳩は6羽だけ!?
2020年3月に行われた連合会対抗の2020記念レース(400km)。
スタート地点は、新潟県出雲崎港、ゴール地点は、伊賀国際委託鳩舎でした。
400kmだもん、結構遠いな・・・。
このレースに参加した鳩は全部で162羽。
そのうち、当日に帰ってきた鳩は6羽だったそうです。
それ以外の156羽は翌日以降に順次到着。
恐るべし帰巣本能・・・!
まだ一度も鳩レースの愛好家に出会ったことがありません・・・。
この記事をお読みになったかたで、周りに鳩レース愛好家の知り合いの方はいらっしゃいますか?
一度は見てみたい競技です。
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