【トレーニング】病み上がりのトレーニングはきついです。。。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を
生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって
20年以上になります。

11月に入ってすぐに発熱。
2年ぶりくらいで、
風邪で病院に行きました。。。
幸い、コロナやインフルではなく。
処方薬をいただき、
その後、順調に回復。
でも、トレーニングの
パフォーマンスはやっぱり落ちます。。。

パフォーマンス低下=”ディトレーニング”。
論文等によると、怪我などの理由で、
トレーニング離脱した場合、
離脱後、概ね3〜6週間経過で
パフォーマンス低下が見られ始めます。

ただ、最大筋力や筋肉量ではなく、
筋持久力(基礎体力)の低下が先です。
最大筋力や筋肉量が低下していくのは、
もっと後になります。

一般的な風邪であれば、
普通に安静にしていれば、
7〜10日くらいで回復なのかなと。
2、3日で解熱して、
一応、日常生活に復帰。
いわゆる病み上がりですね。

この期間、身体の免疫機構は
フルで活動しています。
体内に入ってしまった
ウィルスの排除のために、
炎症を起こす(体温を上げる)。
ここでエネルギーが削られます。。。
だから体力低下していくわけです。

また、この間は日々の
活動量も一気に減ります。
(特に熱にうなされている間。
 普通に寝てるだけですからね。)
動いていたものを
動かさわけですから、
そういう点でも、
体力の低下にはなるのかなと。

いずれにしても、
”無理をする期間”
ではないですよね。
免疫が弱っているのに、
さらに免疫力を下げる
=回復を遅らせる。
また、体力低下時のトレーニングは、
思わぬ怪我につながる場合も。

定期的にトレーニングしている人は、
ちょっと焦ってしまう気持ちもわかりますが、
ここはグッと我慢ですね。

風邪からの回復後の
トレーニング再開も、
無理は禁物です。
最大筋力はそこまで
落ちていませんが、
体力低下はしてますから、
トレーニング量の維持がしんどい。

離脱前の7〜8割程度の
強度からスタートが無難です。
トレーニング量も少し低めに。
計画的に強度・量を戻していきましょう。

ハードなトレーニングは、
免疫機能が低下しやすくなります。
また、発熱。。。。
となると、離脱期間が
さらに伸びてしまいますからね。

僕も先週末の発熱から、
約1週間経ってトレーニング再開。
胸トレしましたが、
セット後半が全然挙がってこない。。。
メニュー後半がバテバテ。。。
休み休みやってました。

体調と相談しながら、
いつも通りの頻度に戻していきます。

いいなと思ったら応援しよう!

DICE Training
よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。