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緊急事態宣言は緩和。でも高校スポーツはどうなる?

緊急事態宣言解除(8都道府県は除く)をうけ、徐々に日々の生活は戻ってくるのか。でも、高校スポーツは高総体の中止の決定。そして高野連も夏の甲子園を中止の方向で検討中。(↓Yahooニュースの記事)

今の高校3年生たちは、何を思っているのだろう。

僕が指導に行ってるチームは・・・

今、僕がトレーニング指導に行っているチームにサッカー部があります。高総体中止。県内のリーグ戦も6月開始で調整中とのことですが詳細は未定。3年生たちと話をすると、

「公式戦がないので、モチベーションをどう保っていけばいいのか、よくわかんないです。」

という感じ。もちろん、彼らも今の状況を理解しているので、大会中止はしょうがないと頭でわかっている。でも、今まで頑張ってきたのに、それを披露する場がないのは気持ちとして納得はしてない様子。そりゃそうですよね。。。。

幸いなのは、高校サッカーの場合は、年末からの選手権大会がまだある(今の段階では・・・・)ので、今はそれに向かって、もう一度、気持ちを持っていく感じ。指導者の人たちも、「今はそれしか言えない。」と。

今後の予定も正直、不透明。

いくつかの競技は、年末年始に大きな大会が控えています。主なものだと、サッカーの選手権大会、バスケのウィンターカップ、バレーの春高、ラグビーの花園など。でも、もし、夏の甲子園が正式に中止になった場合、これらの大会開催にも影響が出るのかなと思ってます。実際、県大会などは、10月〜11月にかけて行われる。その時、各都道府県の状況は?(特に特定地域に指定されている8都道府県)正直、誰も正解は言えないですよね。。。。

大会開催可否に関しては何も言えない。僕から選手たちに言えることは、

「どんな状況でもやるべきことをしっかりやろう。大会にベストパフォーマンスが出せるように、フィジカルは維持していこう」

ってことだけ。。。。正直、スケジュールが未確定の中、今の3年生にどこまで響くのかなと。

大人が何を言っても、選手たちは”今”を生きている。

人生100年と言われている今、10代なんてほんと一瞬。大切なのはその先なんです。でも、10代にとっては今は一番大切なわけで。それぞれの競技を頑張って取り組んできた選手たち。当事者ではない”おっさん”の自分に、どこまでその人たちの気持ちを汲み取ることができるのだろう。。。どんな正論を吐いたところで、当事者である10代たちは理解できても、納得できないこともたくさんあるだろう。

まだ可能性のある競技はいいけど、高総体がメインの競技もたくさんあるわけで。3年間の成果を披露することなく引退。しかも、これを一区切りにその競技から離れる生徒もいるだろう。やはり、虚しいとしか言えない。。。。。

何が一番ベストなんだろう。代替え大会や各地区大会だけ別日程でなどなど、競技団体や高体連は模索していると思う。でも、前にも触れたかもしれないけど、時間(3年生は進路のことが)と場所(今から会場を押さえられる?)の兼ね合いで、ちょっと現実的ではないかなと思う。。。。

今から、3年生たちにどんな声をかけていこう。まだ、サッカーは大会開催の可能性は残っている。そこに意識を向けさせるしかないよね。でも、もし、無くなったら? 考えたくないです。。。。

彼らは”今”を頑張るしかない。頑張れる環境を与えていけるように僕も頑張りたいです。

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