柔軟性向上。前屈するためのポイント2点

皆さん、前屈で爪先を触れますか?一般の方だと、結構できない人がいるのかなというのが、僕の肌感覚です。(実際、高校生のスポーツやってる奴にも結構います。。。。ストレッチってみんなあんまり好きじゃないんですよね。)

しかし、みなさんも漠然と柔軟性は重要。みたいなイメージはあると思います。
・体の可動域が広がる
→パフォーマンスが良くなる
→活動量が増える。
・ケガの発生率を下げる
→筋肉関係のケガ発生率が低くなる
→腰痛症などの障害予防にも効果あり。

年齢が高くなっていけば。。。。
柔軟性があるということは、転倒予防にもつながります。

体力測定でもある前屈。背中〜腰〜お尻〜裏ももにかけての柔軟性の指標ですよね。やはり、爪先が触れるくらいには保っておきたいところ。

楽に前屈をするためのポイント2点をお伝えします。

⒈ お尻のストレッチ。

骨盤周辺の筋肉全てに柔軟性があれば、普通に前屈はできます。前屈の動作は上体を前に倒していきますよね。(骨盤を前に倒していきます。)従って、骨盤周辺でも、特にお尻の筋肉が硬いと前屈は難しくなります。なので、まず、ここのストレッチをやりましょう。

体が硬い人でも、簡単にできるように、椅子に座った状態のストレッチをご紹介します。

・椅子に普通に座る。
・右足首を左膝に乗せる。
(足を組むような感じ。スネが真横になるように膝を外に開きます。)
・ゆっくり上体を前に倒していく。
・お尻(やや外側)が伸びてるかを確認する。

本当に体が硬い人は、足を組むような姿勢もきついかもしれません。ただ、椅子に座ったポジションなので割と簡単にできると思います。行けるところまでゆっくり体を倒していきましょう。これも、座った状態(つまりは上半身と下半身の高低差がある)なので、やりやすいと思います。足を組み替えて同様に反対側も行います。

一つのストレッチに30秒ほど時間をかけましょう。(あまりに短いと反射で、筋肉は伸ばされず、縮もうとします。この神経系の反応をなくすためにも、ストレッチはゆっくり時間をかけて筋繊維をしっかり伸ばします。)呼吸も止めないように。息を止めると変に力が入って筋肉は緊張します。深呼吸しながらリラックスすることを心がけましょう。

⒉ 骨盤の傾きを意識する。

骨盤周辺の筋肉に柔軟性があっても、骨盤が後に倒れていると、前屈はできません。皆さん、椅子に浅く腰掛け、背もたれに上体をあずけてみてください。骨盤は後ろに傾き、背中が丸まった上体だと思います。この状態のまま体を前に倒していこうとしても、思うように前に行かないと思います。

一方、背もたれから背中を離し、上体を真っ直ぐに保ってみてください。おそらく、骨盤も状態と同様に真っ直ぐになったと思います。ここからさらに、骨盤を前に傾けていきましょう。その後、徐々に上体を前に倒してみてください。骨盤が後ろに傾いていた時よりも、かなり前の方まで上体は倒れていっているのではないでしょうか。

もちろん、元々筋肉が硬いから、骨盤が前に行かないのかもしれません。しかし、前屈ができない人は、この骨盤の傾きの調整が結構、苦手です。この骨盤の動きはとても重要です。骨盤が後ろに倒れたままだと、背中が丸くなってしまい猫背の要因になりうるし、下腹部が前に出るので、ぽっこりお腹の要因にもなりえます。とにかく姿勢を汚く見せてしまいま。まずは、骨盤を立てること。これも椅子を使って確認してみてください。

この2点だけを試してもえば、結構前屈ができるようになると思います。僕の文章だとわかりづらい部分も多々あると思います。短い動画にしてみたので、動きとか姿勢とかみてもらえると嬉しいです。


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