健康診断の結果から自分の代謝特性を推測しよう!
こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。
以前に、自分の代謝体質を知る手段として、
血液検査の数値を参考にする記事を書きました。
↓
そして、つい先日、受診した
健康診断の結果が戻ってきました。
「協会けんぽ生活習慣病予防検診」
です。
早速、自分の血液検査の数値を見ながら、
自分の代謝の特性を確認していきます。
僕の代謝は”脂質優位”みたいです。
糖質代謝のチェック項目の結果
空腹時血糖:93mg/dl
(参考基準値:100mg/dl以下)
脂質のチェック項目の結果
中性脂肪:79mg/dl
(参考基準値:150mg/dl未満)
※参考基準値は、診断結果に記載のものです。
おかげさまで、基準値内でおさまってます。
でも、血糖値の方が、
数値の絶対値を見ても、
基準値からの比較でも、
ちょっと高いかなという印象ですよね。
一方で、中性脂肪は、
血糖値の数値と見比べた場合、
絶対値も小さく、
基準値からの比較としても、
ちょっと低いかなという印象。
ということで、僕の場合は、
糖質の代謝がちょっと苦手なのかなと。
どうやら僕は脂質代謝優位のようです。
ということで、体を絞りにいくなら、
糖質制限を中心にしていくのが
僕の場合は成果が出やすいということです。
脂質代謝関連の数値で気になった点。
脂質代謝関連のその他の計測値に
ちょっと気になった点があるので、
少しだけお話を。
総コレステロール:233mg/dl
(参考基準値:140~199mg/dl)
HDL:78mg/dl
(参考基準値:40mg/dl以上)
LDL:142mg/dl
(参考基準値:120mg/dl未満)
ということで、LDLコレステロール、
いわゆる悪玉コレストロール値が高い。
一方で、HDLコレステロール
いわゆる善玉コレステロール値もそこそこ高い。
両方とも高いので、
総コレステロール値も基準値以上です。
基準値を超えてしまったからダメなのか?
というと単純にそういうわけでもなく。
大事になるのは、LH比というものです。
LH比=LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値。
LH比が2.5以上
→動脈硬化や血栓のリスクが高いと判断。
LH比が2.0以上
→コレステロールが増えて動脈硬化のリスク増。
LH比が1.5以下
→健康な状態
と判断します。
僕のLH比は、142/78=1.82。
とりあえず、”やばいかも”の
2.0は下回っているので一安心です。
多少、LDLコレステロールが多くても、
余分なコレステロールを回収してくれる
HDLコレステロールが十分にあるなら大丈夫ということです。
単体の数値だけにこだわるのもダメというケースですね。
まとめ
今回の血液検査の結果から推測するに、
僕の場合は、脂質代謝優位。
体を絞っていくなら、
糖質制限を中心に、
食事をコントロールすべきですね。
実際、結構しっかりめの”ロカボ”に取り組んだ時が、
一番、体重は減ってましたね。。。
一般的な健康診断では、
血液検査の項目も限定的。
なので、もっと詳しく知りたい方は、
検査項目を増やした血液検査を受け、
医師の方から説明を受けることをお勧めします。
ただ、みなさんがよく受診する
一般的は健康診断の結果でも、
大枠で自分の傾向は把握できます。
空腹時血糖値と、中性脂肪。
みなさんも、今年、受けた健康診断の結果を見直してみてください。
そして、みなさんも自分の代謝特性を把握しましょう!
そうすると、実施する行動が明確になります!
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