"secondary to" の使われ方。
生化学の論文を読んでいると、よくこの構文を目にする。"secondary to"は「~に続いて」や「~が原因で」、「~に関連して」という意味を持つ。
接続詞や前置詞のような使われ方をしていて、名詞と一緒になっていることが多い。この構文が最初は苦手だった。ものすごく長い文章になっていることが多いからだ。
例えば【A】という現象が【B】が原因で起こり、結果として【C】している。みたいな感じで、この文章の述語動詞は【C】なのだが、"secondary to"が入るであろう【B】があることで非常に難解な文章に思えてくるのだ。
「【A】という現象が【C】している」という簡単な文章であれば解読は楽なのだが、生化学や医学は「関連していること」が多岐にわたるので、"secondary to"を頻用するのであろう。
そろそろ慣れてきたが、この"secondary to"という構文を見たら頭の中で英語翻訳の脳とは別のチャート化する脳の機能も使うから大変だ。
意味や使い方は理解できても、あいかわらず苦手な構文のままである。