地方暮らしの人注意!ライティングに潜む罠<方言編>
わたし、方言が好きです。
姪っ子が岐阜弁を使わないと
「なんで?! 使っていこうぜ!」
と推奨しています。
しかし、ライターとして文章を書くときには
落とし穴のような罠になるのも方言です。
わたしは岐阜生まれ、岐阜育ち
だからバリバリの岐阜弁
かというと、実はそうでもありません。
これは、
両親が岐阜出身ではないこと
最初の会社が広島県民ばかりだったこと
しばらく東京に住んでいたこと
などがあるためです。
他の地域の言葉を身近で聞く機会が多かったので
自身の岐阜弁にも気付きやすいのだと思います。
しかし、ずっとひとつの地域に住んでいる方は
気付かずに方言を使ってしまうことがあります。
周囲がみんな使っているので
方言だと気付けないんです。
もしも原稿で方言を使ってしまったら
読者さんから「意味がわからない…」
言われてしまう可能性があります。
こわいですねっ!
せっかくなので、
岐阜の人が標準語だと思っている言葉を
ざっと挙げてみましょう。
<方言> → <標準語>
ケッタ → 自転車/チャリ
B紙(ビーシ) → 模造紙
車校(しゃこう) → 自動車教習所
ミッション車 → マニュアル車
がばり → 画鋲(がびょう)
机をつる → 机を移動させる
米をかす → 米を研ぐ(からの水に浸して焚く準備をする)
毎年お伺いしている
岐阜県立池田高校のキャリア教育で
生徒のひとりが
『〇〇さんがみえたので~~』
というような記事を書いていました。
「みえる」は岐阜弁だよ。
と教えたらびっくりしていました。
標準語では「いらっしゃる」ですね。
このように文章を書く上で
「方言」は意外な落とし穴になります。
ネットで調べると
お住まいの地域の方言をまとめたものや
標準語だと思っていた方言
のようなものが出てきますので
お時間のあるときに目を通しておくと良いですよ。
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