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使われたことを使ってみよう

生きていれば、都合の良いように使われることがある。

まるで人間を駒のように。
歯車の一部のように。
人は人を「使う」のだ。

私は使われている。
やってみない?どう?と、お決まりの謳い文句で誘われた会社の案件がある。

きっと、他に題材がなかったから。
きっと、声を掛けやすかったから。
きっと、ふっと湧き出た話に当てはまったから。
きっと、今のタイミングで丁度いいから。

きっとの後ろが見えた私は反発せずに使われてみることにした。

理由はいくつかある。
単純にスポットライトが当たるのが嬉しかったから。
何かが変わるかもしれないと思ったから。
今までの見とけよという思いが溢れ出たから。
使われたと悲観するよりも、使われたことを逆手に取って使ってみようと思ったから。
プラスになるかマイナスになるかはわからない、役に立つのかもわからない、未来の投資的な。

「人を使う」という表現はとても嫌い。
人はあなたの駒ではないから。
「人を巻き込む」の方がよっぽど好きだ。
1人ではなく誰かと一緒の感覚があるから。

言葉選びはその人が出るね〜って話。

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