名前くらいは消しましょうよ……
知り合いの伝手の伝手くらいから、炎上翻訳案件のレビュー(再翻訳)が回ってきました。
こういったこと、たまにあります。
中国語・日本語をメインとして扱っている翻訳会社はそこまで多くないですし、
翻訳会社のコーディネーターで、中国語の文献を読み込める人も少ないですから。
うん。
それはいいんです。
そして案の定、すごい日本語。
全然、言わんとしていることが分からない。
まぁ、それもいいんです。炎上案件ですからね。
ただ……
元の翻訳者の名前、堂々と一番目立つヘッダーにつけたままというのは……
上にも書いた通り、中国語の翻訳なんて狭い業界。
知っている人、見知った顔、知り合いの知り合いぐらいがわんさかいます。
もし知っている名前だったら……恐ろしい……
(幸い、知らない方でした)
あ、あと目に見えるところだけでなく、
ファイルの作成者や最終更新者など、意外なところに情報って残っているものです。
特急案件がたくさん入るのが嫌で、いつもギリギリに納品するようにしていたら、
最終更新日が昨日の午前になっていた、とかね。
これくらいは見て見ぬ振りをできますが。
『名前くらいは消しましょうよ…… 』