人は川のように絶えず流れている。
「文読む月日」〜著者:トルストイ 訳者:北御門二郎 の
3月19日の言葉たちの中で、
「富者の満足は、貧者の涙によって得られる」が
一番短くて、一番考えさせられる。
富を得たもの、貧しい者、その違いは何なのだろう。
捉え方は、さまざま、そして、その捉え方こそ、
今、自分の置かれた立場を意識したものなのだろう。
三日ほど、家を空けていた。
ちょっとした非日常は、自分を客観的に見つめるチャンスになる。
電車の中から、見える風景は、別段変わったものでないが、
なぜ、街の真ん中にプラネタリウムがあるのだろう?と勝手に思ったりしたり、
その街も知らないくせに、勝手すぎる憶測だ。
そうして、一気に自分の過去が、電車の風景と共に息を吹き返し流れていく。
まるで、雲のようだ。
雲は流れていく間に、形を変えていく。
あっという間に消えてみたり、次から次へと生まれてきたり、
そんな雲のように、なぜ? なぜ? なぜ? を繰り返してみるが、
それは遠い日を懐かしむわけではない。
立ち止まって自分を見つめ返す。
過去を無駄にしないために。過去は未来への架け橋の基盤になるのだから。
昨日、まとめて「文読む月日」を読んだが、3月18日の言葉の中で、印象強かったのは、以下だ。
昨日、今日、明日、人は変わっていく。
自分を自分のレッテルで、閉じ込めないでいこう〜♪
命は時間、時間の限り、未来へと歩いていこうじゃないか!
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