見出し画像

第30回(2023年2月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート

新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2023年2月度で30回目となりました。

今月も結果をレポートにして共有します。

プログラミングコンテストを試して見た経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。

ルールの説明

プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。

配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。

プロコンを行っている理由

新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングできて得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。

今回の結果

参加者は計39名です(入社1年目が19名、入社2年目が20名)。

出題は5問です。内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が1問、難易度4が1問です。合計難易度が12のため、120点満点で制限時間120分です。

久しぶりに難易度4の問題が出題されました。

使用言語の分布

pypy3を使用する人が増加し、実質python利用者が7割を超えました。

回答の傾向

難易度2である3問目の難しさが目立つ結果なりました。簡単な内容を記載します。

2問目は基本的な配列操作を行う最小値探索の問題でした。8割以上が時間内に解けたことに大きな成長を感じます。

3問目は等差数列の問題でした。与えられた条件の中で作成できる数列の内、最大の長さを求めるものです。頭の中でやりたいことはすぐに分かりますが、時間内にコードに落とし込むのが難しい印象でした。

4問目は素因数分解の問題でした。こちらは形式が決まっているので比較的正答率が高かったです。

5問目は求めるべき値が複数あり、それぞれを求めるのに難易度3程度の考えが必要でした。

平均点は45点でした。難易度が高い問題が2つあったので中々点数は伸びなかったかもしれません。

今回の取りまとめと次回の話

解き直し会での皆さんの会話や質問のレベル、集中力が格段に上がってきているのを感じています。

次月は2年目の方にとっては、最後の社内プロコンです。今までの知識や経験を存分に発揮して下さい!

前回の結果

新卒採用に興味をお持ちの方へ

弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。

以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集