第39回(2023年11月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート
新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2023年11月度で39回目となりました。
今月も結果をレポートにして共有します。
プログラミングコンテストを試してみた経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。
ルールの説明
プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。
配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。
プロコンを行っている理由
新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングが得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。
今回の結果
参加者は計35名です(入社1年目が21名、入社2年目が14名)。
出題は5問で、内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が2問です。合計難易度が11のため、110点満点で制限時間110分です。
使用言語の分布
利用言語の種類はかなり絞られてきました。Pythonを利用する方が7割を超え、次点でPHPです。記述量の少なさやPython(Django)を使ったプロダクトの多さが理由に挙げられます。
回答の傾向
1問目は難易度1の10分問題ですが、負の数が絡むことで手間取った方が一定数いました。
3問目は時刻に関する問題でした。datetime等の利用方法を確認することができる良い機会でした。
4問目は指定の条件通りに渡される数字の合計の最大値を求める問題です。直前の数字によって足す数字が変動するので、繰り返し処理の中で正しく場合分けの必要がありました。
5問目は文字列に関する難問でした。0と1からなる文字列を同じ文字が連続しないようにするための最小の操作回数を求めます。0と1で構成されるということに着目することで正解を導くことができます。
平均点は64.9点です。前回よりも更に高い点数となりました。1年目の中でもも高得点の方がかなり増えきた印象があります。
内定者研修から少しずつトレーニングを継続している事が良い結果に繋がっています。
今回の取りまとめと次回の話
今回の時間を扱う問題のような特殊なものも、定期的に出題予定です。
次月は数字と文字列の問題を散りばめています。頑張っていきましょう!
前回の結果
新卒採用に興味をお持ちの方へ
弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。
以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。