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忘却から「人のせい」が生まれる

私は、2017年2月に
フラクタル心理学を学び始めました。

その頃と比べると自分の気持ちが
随分楽になっていることに気付きます。

それは、「人のせい」が
なくなってきたからだと思います。


私たちは、忘却から今起きている出来事を
つい「人のせい」にしてしまいます。


例えば、私は毎朝車で通勤していますが、
家を出るのが遅くなってしまった時に
道が渋滞してると、それだけで以前は
イライラしていました。

そして、その理由が
「前の方を走っている車のスピードが遅いせいだ。」とか

「息子が朝食のコーヒーをこぼしてしまって、
それを片付けるのに時間がかかって
出るのが遅くなったせいだ。」とか

「朝、起きるのが遅くなってしまったけど、
それは最近の仕事が忙しくて疲れていたせいだ。」とか。

そんな誰かのせい、何かのせいにしていると
自分自身が何者かに振り回される人生を
送ることになっていました。


以前、こんなことを聞いたことがあります。

「インドでおばあさんが転んだら
それは自分の責任と思いなさい。」

?? … 意味が分かりませんよね!?

その意味を今では何となくですが、
説明できるようになりました。


話を戻すと、つまり私は自分軸で生きてなかった。
他人軸で生きていたんだという事に気付いたのです。

全てを「人のせい」にせず、
自分の責任と捉えると
大げさな言い方かもしれませんが
ほんとうに「生きるのが楽になる。」のです。


本当は、「前の日に早く寝れば良かった。」とか、

「前の日に、もっと準備をしておけば、
朝の準備がスムーズにできた。」とか、

「日頃から、何でも前もって
するべきことを片付けておけば良かった。」とか、

「雨の日は、車が渋滞することが多いので、
いつもより家を早く出れば良かった。」など
そんな自分の行いが原因していたことを棚に上げて
すっかり忘れていたのです。


例えば、最初のシュチュエーションで
朝自宅を出るのが遅くなって道が渋滞していても
その現象を起こしているのが自分だと考えれば
その問題を解決することもできるのです。

そして、そんな時に私が考えるのは、
「この道の先では、渋滞が解消されている。」と
考えたり、

「高速道路を使えたので、
早く行くことができて良かった。」とか、

「家を出るのが遅くなったけど、
絶対に早く着く。」と心で決めていたりします。

意識して考えるのは、
この先の状況が好転することです。

それから、誰かや何かのせいにしないこと。

そういったことを心掛けるだけで
本当に楽に日々を過ごすことが出来るのです。


そんな、ちょっとした心がけだけでも
かなり得した気分になります。


おためしあれ!


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