ラジオとインナー・トーク
今日は「ラジオとインナー・トーク」について書いてみたいと思う。
僕はオープンダイアローグの実践と、ナラティヴ・アプローチの勉強と実践をしている。
これらの活動で知った言葉に「インナー・トーク」がある。 日本語に訳すと「内的対話」(自分との対話)である。
何かというと、誰かと誰かの話しているのを聞きながら
「自分はどう思うか」
「自分の過去の経験に照らし合わせると」
などと自問自答が起きることがある。 そのような自分との対話を「インナー・トーク」という。 これは聴く時に起こる。 逆に、自分が実際に誰かと対話することをアウター・トーク(外的対話・他者との対話)という。
まぁ、一般的なおしゃべり、話すことである。 この内的対話と外的対話を行ったり来たりすることをオープンダイアローグでは意識的に行う。 リフレクティングをされている時に内的対話が起こる。 この内的対話が起こっているメディアがあるなと思った。 それが冒頭にも書いたラジオである。 ラジオパーソナリティがゲストとおしゃべりしているのを聴く時、リスナーは内的対話が起こりながら聴いているだろう。 僕も聴きながらあれこれ思い出したり、あーでもない、こーでもない、と考えたりするのが好きだからラジオが好きなんだろうなと思う。
(2022年4月19日に書いた記事です)
ラジオっていいですよね。子供のころから大好きです。テレビがまだ家庭に1台しかなく、夜遅くまで観たいんだけど時間を決められていたから自由にはならなかった。だから部屋でラジオを聴いて、好きな事をしながら過ごしていたなぁ。大人になってからは、何か作業をしなくちゃいけなかったり移動中に目を使うと集中ができないから耳を使って空間をコントロールしていたような気がする。パーソナリティの選択される音楽や話題に、なんとなく癒されたり、知らなかった事に触れたりして楽しい時間になっていた事を思い出したよ。
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いつもこの場を訪れていただき、ありがとうございます。インナートーク・アウタートークって概念があるそうですね。ご存知でしたか?意識して会話をすると気づいていなかった自分を見つけることができるかもしれませんね。
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