インフル多いこの時期に試験。この慣習、そろそろ見直すべきじゃない? 1月11日 Management and Theology 人のものとしてのマネジメント
今日から3連休ですね。受験生の方々の健闘を祈っとります。とはいえ、なぜインフルが流行るこの時期に試験するのか?もはや、リモート前提で考える、とか、プロ野球のシーズン制にように毎月の成績の積み上げから合否を決めて、まずは入学させるが、入学後ちゃんと勉強しないと、なかなか進級はできないぞ的なビジネスモデルもシステムも変えてみたらどうか、と感じます。もはやどの職場もリモートでのミーティングが兼務の時代に、集まればそれだけ疫病感染する可能性があるというのに。。。
さて、今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、「マネジメントの仕事を教える」『ニューマネジメント』誌 1988年秋号 収録
上田訳ではなく、原文を AIで訳してみました。
今日のテーマは「経営と神学」なんですよ。
神学(しんがく、英語: theology)とは、神や宗教的信仰、宗教的実践についての学問的な研究や考察を指します。具体的には以下のような要素を含みます:
神の存在と性質についての探求:神学は、神がどのように存在し、その性質が何であるかを理解しようとします。これには神の属性、神の働き、神と人間の関係などが含まれます。
宗教的な教義の分析:各宗教の教義や信条を深く理解し、時にはそれらを比較・対比します。例えば、キリスト教神学では聖書や教会の教えを研究します。
信仰の理論付けと弁証:信仰の基礎を論理的に説明し、信仰と理論との間の矛盾を解決しようとする試みです。これには哲学的神学(例:トマス・アクィナスの自然神学)や、信仰の合理性についての議論が含まれます。
倫理と道徳:神学は、宗教的な視点から倫理や道徳を考察し、具体的な生活や行動規範を導き出すこともあります。例えば、キリスト教では「愛の戒め」が重要な位置を占めます。
歴史と伝統の研究:宗教の歴史、聖書やその他の聖典の解釈、教会の伝統や儀式の意義を深く掘り下げます。
今日のテーマは、「経営と人間の本質と「善悪」」という話なので、上記の説明からいえば、4番目の「倫理と道徳」に触れる話、そして、コンプラとも関わる話なんだろうと思います。
わが国の伝統的な善悪判定の基準にあるものは、論語。
江戸時代以降儒教・朱子学・陽明学の教育が施され、それが日本社会の善悪の底流にあると思われます。
世間にはいろんな人がいます。
こういう人とも商いをせざるを得ないケースもあるのです。
でも、もちろん、こちら側も取引相手を選ぶことができます。
ドラッカーは、Integrity of character =「人格の統合」、「人としての誠実さ」としたし、これを安冨歩氏は、「仁」であると記しています。
「仁」とは、
社内においても、社外の取引相手においても、仁のある人とお付き合いしたいものです。また、そういう誠実な相手との付き合いを深めることによって、自らの在り方も律されていくのではないか、と思います。人間的にも高い品格であることがこれからはますます要求されるのではないでしょうか。
やっていきましょう。