学ぶことを今日から習慣にしてください。 5月9日 The Center of the knowledge Society 知識社会の中心の問題

#5月9日  6時です。おはようございます。
今日も #ドラッカー #365の金言からスタートしましょう
今日のテーマは、
#The_Center_of_the_knowledge_Society
#知識社会の中心の問題

#ドラッカー は、日本がバブル崩壊後に長期的な停滞に陥ったことを見て、日本の経済や社会が抱える問題点を指摘しました。例えば、ドラッカーは、以下のようなことを言っています。

  • 日本は、政治改革を行わなければならない。政治家や官僚が経済や社会の変化に対応できるように、権限や責任を明確にすることが必要だ。

  • 日本は、教育改革を行わなければならない。教育は、知識や技能だけでなく、創造性や批判的思考を育むことが必要だ。

  • 日本は、女性の活躍を促進しなければならない。女性は、経済や社会の発展に貢献できる人材であり、男女平等の機会と待遇を与えることが必要だ。

 ドラッカーは日本が再び成長するためには、自己変革と自己更新が必要だと言っていました。この2つは「学び」から始まります。

 「再成長」という得たい結果がある。しかし、「長期低迷」という陥ってしまった現状がある。このギャップを結びつけるためには、わが国には、何が不足していて、何を生み出せば再成長へと歩み出すことができるのか?

 愛知県の童話作家、新美南吉氏に「おじいさんのランプ」という作品があります。主人公のおじいさんが若い頃、灯りを欲する村の家々にランプを仕入れ販売して生計を立てていました。ところが、電柱が立てられ、電気が村に通ることが決まると、ランプは売れなくなりました。若き頃のおじいさんは悲しみと怒りのあまり、在庫のランプを次々に壊していく、といった話です。

 30年前のバブル崩壊後の日本は、いや、もしかしたら、今の日本でも、電気、という新しい時代が到来しているのに、在庫のランプを後生大事に抱えたまま、再びランプが売れる時代が来ますように、と祈っている人が多いのかも知れません。もちろん、もはや一部のアンティーク趣味人以外に、ランプの需要は無いにも関わらず。。。

 他国の若者が学びを進めて、IT、半導体、医薬開発、金融、リゾートといった高成長分野へ進出していたのに対して、バブル後のわが国は、高齢者人口増に伴い、医療介護分野に人手が足りない、と、若者から学びを取り上げて、介護業界に流し込み、多くの若者の貴重な時間と高収入を得る機会を老人の世話へと奪ってしまいました。

 海外の看護師や介護職の年収は、800万円〜2000万円と言うのに、デフレと社会保険を理由に、国内では400万以下しか彼らに与えませんでした。生計を維持することがやっとの賃金で、家庭を持つこともままならないまま、彼らは中高年化し、次世代を産み出す機会も失われつつあります。中高年の高齢者介護従事者がセカンドキャリアで産業界にできることは、ほぼありません。

 それでも、遅くはないかもしれません。スポーツやアニメ、エンタメ業界をはじめ、飲食、観光サービス業などでは、わが国は魅力的です。人生に遅い、ということはないのですから。

学ぶことでしか、次のチャンスは得られないと言われます。
政府もようやく社会人教育への投資を始めました。

https://www.mhlw.go.jp/content/000992567.pdf より

日々忙しくて、大変なことはわかりますが、もはやあなたが大事にしてきた「ランプ」は、これからの社会では売れません。クレーンが使えないと現場でもやっていけません。やっていく先にしか、幸せはないように思います。

GWも終わり、現実が始まりました。現実を乗り越え、楽しむためにも、今日から何かを学び、何か1つでも良いので興味が持てそうなことを始めていったらいいんじゃない?

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