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ドラッカーからの人生改善の助言 6月11日 Place Yourself in the Right Organization ところを得る
おはようございます。
#6月11日
#Place_Yourself_in_the_Right_Organization ( 適切な組織に身を置く)
#人として得るべきところはどこか 。
成長するには、相応しい組織で相応しい仕事につかなければならない。基本は、得るべきところはどこかである。この問いに答えを出すには、自らがベストを尽くせるのはどのような環境かを知らなければならない。大きな組織か、小さな組織か。人と一緒か、一人か。締め切りは必要か、必要でないか。
得るべきところはどこかとの問いへの答えが、今働いているところではないということであるならば、次の問いは、それはなぜかである。組織の価値観に馴染めないからか。組織に緊張感がないからか。そのようなとき、人は確実にだめになる。組織の価値観が自らの価値観に合っていないならば、人は自らを軽く見るようになる。
あるいは、上司が利己的なことがある。上司としての役目、部下を育て、引き上げる役目を果たさないことがある。こうしたとき、あるいは成果が認められないときには、組織を辞めるのが正しい道である。
ACTION POINT
#あなたは得るべきところにいますか 。
#そうでないならば 、
#ところを代えるべきではないでしょうか 。
本日のテキストは、『非営利組織の経営』(1990年発刊)第V部 第2章 何によって憶えられたいか>働く環境を知る 212〜213ページより。
このテキストは、個人が成長する1歩として、働く環境に言及されたものは少ないと思います。疑問なのは、「辞めるのが正しい道である」の後に記された3文がカットされていたことです。それは次の文章です。
出世は大した問題ではない。重要なことは公正であることであり、公平であることである。さもなければ、やがて自らを二流の存在と見るようになる。
ドラッカーは、出世や収入よりも公正・公平を重んじる価値観を持っていることがわかります。そういう価値観であることも日本人の私たちにとって親しみを感じるところです。誰もがお金や待遇や福祉になびくところ、信念を通すことを重視する武士的な価値観です。
ちなみに、公平・公正とは次のとおりです。
公正とは・・・
公正とは社会的決定に関する評価の一つで,とりわけ権力のある者が他者の処遇(利益やコストの分配,権限や機会の付与など)にかかわる決定をする際に問題とされる。後述するように,公正の基準は多様であるが,一般的には関係者をその資格条件deservednessにふさわしい処遇をすることと定義される(大渕憲一,2004)。哲学においては公正の本質を巡る議論が行なわれ,法学,経済学など他の社会科学では公正を実現する社会制度・政策のあり方が検討されてきた。これに対して心理学では,一般の人びとが何をもって公正とみなすか,また公正あるいは不公正を知覚したとき人がこれにどう反応するかなど,主観的公正研究が進められてきた。なお,心理学では公正と正義justiceは同義なものとして扱われている。
そして、公平とは・・・
すべてのものを同じように扱うこと。判断や処理などが、かたよっていないこと。また、そのさま。「公平を期する」「公平な判定」
公正と公平との違いとしては、以下の言及があります。
「公平」は、判断や行動が偏っていないこと。 一方「公正」は、「公平」で、かつ正しいことをいい、正当性をはっきりさせたいような場合に用いられる。
昨日のテキストにもありましたが、ドラッカーは高待遇で保険会社の証券アナリストや銀行での助言役の職についていましたが、己は「向いていない」と。己の価値観に正直になり、ドラッカーは、職場を変えコンサルタントとして、大企業への助言、執筆、大学教授として活躍しました。
その経験から、彼はわたしたちに助言をしています。今日を変えていこう。愛を込めて。
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