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組織に入ればチームになれるわけではない。 11月12日 The Work of the Manager マネジメントの5つの仕事

おはようございます。今日12日火曜日の #ドラッカー365の金言 テキストも、『 #マネジメント -課題・責任・実践』 31章 経営管理者とその仕事 1974年版では、下巻 36〜41ページより

5つの仕事でマネジメントの成果は決まるとドラッカー氏。

今日のテーマ:
#The_Work_of_the_Manager (マネージャーの仕事)
#マネジメントの5つの仕事

今日の金言:
#マネジメントの成果は5つの仕事で決まる

今日のACTION POINT:
1 #実際に目標を設定し
2 #組織し
3 #チームをつくり
4 #評価し
5 #人材を育成することによってマネジメントを行なってください

その5つは、上記の

1 実際に目標を設定し 、
2 組織し 、
3 チームをつくり 、
4 評価し 、
5 人材を育成する

注目点は、2と3と思います。組織することとチームを作ることは別ステージになっていることなのです。

組織するとは何か?コトバンクによれば、

② ( ━する ) 一定の目標があり、成員の地位と役割とそれに応じた責任が決められているような人々の集合体。 また、それを組み立てること。 広義には一定の機能をもちつつ、全体として結合を保っているものをいう。

コトバンク

では、チームを作る、チームビルディング とは?

チームビルディングとは、「メンバーの能力や経験を最大限に引き出し、高いパフォーマンスを上げるチームを作る」ことです。
組織は複数のチームから構成されているため、組織全体の生産性を上げるうえでチームビルディングは不可欠な要素です。
また、近年ビジネスを取り巻く環境が複雑化しており、スピーディな意思決定が求められています。
そのような中で、個々人が自律的に動くことができるチーム作りの重要性が増しています。

グロービス キャリアノートhttps://mba.globis.ac.jp/careernote/1483.html より

たとえば、プロバスケットボール組織を作るとしたら、

1、組織する、とは、総務・経理・営業・選手部といった機能面を満たすスタッフを集め、集合体を作るということ。

2、チームを作る、とは、集めたスタッフをただ仕事に就かせるのではなく、組織全体のパフォーマンスを上げられるよう、個々のメンバーの能力や経験を最大限に引き出すチームに変えること、ということなのでしょう。

仕事があるから、と、若者をただ寄せ集めただけでは、それで高いパフォーマンスを発揮せよと言っても無理です。ですから、パフォーマンスを上げるためには、組織するだけでは不十分で、チーム化することが必要ということなのでしょう。

かつて「見て覚えろ」「背中で覚えろ」的な職人気質の職場においても、現在では多くの会社にて、オンボーディングの仕組みを整え、メンター制などで新人がスムーズにチームに溶け込めるようさまざまな工夫もなされており、以前に比べれば、大谷翔平ばりに活躍する期待の新人も増えていると聞きます。


上図:ナカシマガジン『成人発達の4段階の話:部下のリフレクション支援をどう設計するのか』(2016年7月8日)より引用 https://hisa-magazine.net/blog/merumaga/20160708/  

現在では、組織心理学、発達心理学の知識も導入され、個々人がどの心理成熟レベルにあるのか、なども測定されていて、レベルの高い人物がリーダーに選定される。会社組織においてマネージャーやリーダーを務める人というのは往々にして「視座」が高い人が多くなる。

年齢を経ると、人は大抵にして「視座」が高くなるのだが、視座が低いまま、ベンチャー政党を立ち上げた60を過ぎた某新興政党党首や事務総長のように、俺が俺がの我の強さをもつ高齢者が独裁的なリーダーでいれば、イエスマンばかりの独裁組織の行末は厳しいものになってしまう。

仕事については、ベテランも新人も誰もが己の責任を果たそうと日々取り組まれていることと思います。今日もいい1日となりますように。

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