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10月24日 Strong Government 政府の強化

今日の #ドラッカー365の金言 テキストも、昨日同様、1969年初版『 #断絶の時代 』#政府の病患  政府には何ができるか 308~310ページより

上の記事でも記しましたが、今日の訳は、conductor=指揮者 を作曲家と誤訳されたのかもしれません。

原文は、「Government would be the “conductor” who ties to think throughwhat each instrument is best designed to do.」(政府はそれぞれの楽器が何をするのに最適なのかを考え抜く「指揮者」であるだろう。deepl訳)

作曲家じゃなくて、「指揮者」です。

指揮者は、自分自身は楽器を演奏することはない。彼は演奏法を知らなくてもいい。彼の仕事は、1つ1つの楽器の能力を知り、それぞれの演奏家から最適・最高の演奏を引き出すことである。演奏家が実行する代わりに、先導する人です。

作曲家は、曲の原案を生み出した人でありますが、実際に演奏される際には、より大衆が感動するように、聴きやすく売れやすいように、と編曲家やプロデューサなどの手によってアレンジがなされて発表されます。

同じように経営管理部や企画部などがビジョンや将来の市場の変化に対応するための企画や計画を生み出し、製品案を出すわけですが、その計画案は往々にして現在の市場や顧客への無理解の上に成り立った自分中心の勝手な計画になりがちです。

元々の企画や発案を生かし、市場に受け入れやすい製品やサービスとの調整をしながら、製品化プロセスを辿りながら、発表できるまで開発部と営業は調整していくことが多いのではないかと思います。

政府は、超人的な能力家になるのではなく、ある楽器のように、ある働きでは得意な働き方をする人が最高の能力を発揮できるように適材適所に置くように先導していこう、というのがドラッカーの提言に思いますが、いかがでしょう。

今日のテーマ:
#Strong_Government
#政府の強化

今日の金言:
#政府は楽器の特性を理解する作曲家とならなければならない

今日のACTION POINT:
#民営化の成功を称賛する投書を書いてください

配員というと、組織に役割があって、その役割に人を任命していくというやり方が為されていることが多いと思います。組織において、任命された人の強みが活かせる役割になっていると良いのですが。

あなたの実力がスムーズに発揮できるポジションに配置されると良いですね。ごきげんよう。


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