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兵庫県知事選、どうなる? 11月17日 Limits of Quantification 定量化の限界

いよいよ本日投開票の兵庫県知事選です。駅前で演説しても誰も支持なくたった一人だった元知事。それが、これほどの支持へと。
熱いですね。


斎藤氏に関しては、パワハラやおねだりに加えて、人を死に追いやったという報道があり、極悪人と言うレッテルが貼られていました。 しかし、知事失職後に、ネットから斎藤氏を応援するような発信が増加。百条委員会の進め方自体が若干恣意的なんじゃないかという評価や、斎藤さんが彼を自死に追いやった直接の要因ということに疑問を呈する人が現れ、「僕たちは間違っていたんじゃないだろうか」という人が増えてきたと橋本氏は解説しました。

選挙ドットコム記事より

 パワハラや自死した部下などマスコミから悪評が流され、極悪人というレッテルが貼られていた元知事でしたが、NHK党立花氏が参戦、「真実はこうです」サキシル新田さんが入手した情報や百条委員会で封印されていた発言や委員や県議の企みが明らかになるにつれ、「間違っていたんじゃないか?」という県民がじわじわと増え続け、劣勢だった元知事に支持が集まり、組織票で牛耳ろうとしている候補が追い詰められている状況。街頭演説の現場では、元知事側に大衆が集まっていていますが、当落は必ずしも演説に集まる人数で決まるわけではありません。

今回の選挙では、色々な対立軸が見えてきました。
テレビ vs ネット
県議会 vs 元知事
組織票 vs 無党派層
既存利権派 vs 実務派
県庁建て替え1000億 vs 教育への投資

前回の衆議院選で、「手取りを増やす」と主張して、7議席だった国民民主党は4倍の28議席を獲得しました。

 選挙後、玉木氏の不倫や弟氏の資金問題などが明るみに出ましたが、世論は、「個人のスキャンダルで辞めるんじゃない。103万円の壁を打ち破って手取りを増やすと公約を守れ」と玉木氏や国民民主党に与党・財務省と交渉するよう要求しています。

これまでならスキャンダル→失脚→政治的課題や公約は有耶無耶→既存利権はそのまま、という流れでした。

それが、今回はどうも様子がおかしい。こんなはずではない、なぜ玉木おろし、玉木バッシングが起こらない?と戸惑っているような。そんな様子が与党、野党第一党、財務省から伺えます。

与党に過半数を与えない、公約をやり通せ、というこれまでとは異なる国民の選択と兵庫の県民の「物事をオープンにして公平なところからやり直せ」という感性と通じるところがあるように感じています。

果たして大義はどちらにあると県民は見ているのか?自分は、元知事の主張を支持する派ですが、あなたはどう感じておられるでしょうか。本日の投開票の結果を注目したいと思います。

さて、今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、『 #すでに起こった未来 』 1994年版 終章 ある社会生態学者の回想 315〜316ページより。


今日のテーマ:
#Limits_of_Quantification
#定量化の限界

今日の金言:
#社会的な事象のなかで真に意味あるものは定量化になじまない

今日のACTION POINT:
#10年以来にあなたの組織に重要な影響を与えるであろうまだ定量化の段階にいたっていない特異な事象を1つあげてください
#それを機会として利用してください

我々、エビデンスに基づいた意思決定こそ正しい、と感じていますが、実はそれは過去のものに過ぎない。未来に関することではない。とドラッカー。

世界に変革をもたらす特異なものとは、実は限界的な事象である。統計的に意味あるものとなったときには、もはや未来にかかわる事象ではない。現在にかかわる事象でさえない。過去にかかわる事象になっている。

いわゆる、前例主義に過ぎないのではないか、ということ。かつて日本企業は、自由闊達な社風や働き方によって、トランジスタラジオやカブ(軽バイク)などイノベーションを多数生み出して富を獲得してきました。今の職場ではどうでしょうか。変化は、メインストリームでは起こりません。水面下でこっそり起こるものです。

今は、AIでコンテンツを量産しYouTubeやTIktokで稼ぐ副業者が増えています。ここから新しい生き方が生まれつつあることを感じています。良い週末を。

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