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6月20日 When Regulation Is Required 規制の必要性

おはようございます。今日は月曜 I don’t like Monday ? それとも I like Monday ?
いずれにしても今週も #ドラッカー  
#365の金言  から。よろしくお願いします。

本日 #6月20日

#When_Regulation_Is_Required

#規制の必要性

今日の金言は、、、

#正しい規制の立法化がマネジメントの行なうべき仕事である

 社会への無用のインパクトは、その除去を事業上の機会にしなければならない。しかし、多くの場合は不可能である。それどころか、社会へのインパクトの除去はコスト増を意味する。外部コストとして社会が負担していたものが、企業のコストになる。
 したがって、同業他社が同じルールに従わなければ競争上不利になる。同じルールの受け入れは、規制つまり何らかの公的権力の行使によってのみ実現される。
 コスト増なくしてインパクトを除去できない場合には、最小のコストと最大の利益をもたらす規制の方法を他に先んじて検討することが、マネジメント上の責任になる。その立法化をはかることがマネジメント上の仕事になる。これまでは、企業にかぎらずあらゆる組織のマネジメントが、この責任をおろそかにしてきた。

(『 #マネジメント -課題・責任・実践』)

ACTION POINT

#社会のインパクトのうち

#事業上の機会にすることのできないものについて実効性ある規制案を検討してください

 本日のテキストは、『マネジメント-課題・責任・実践』(1974年版)上巻・25章 「社会的衝撃」と「社会問題」の中の一節「規制が必要なとき」549〜550ページより。

 「お困りごとは儲けごと」とは昔から言われてきたことです。自動車産業が自動車の安全性、排ガス、そして、昨今のCo2排出といった大気汚染や環境への社会問題に対して規制が強化されてきました。

 しかし、その都度、自動車会社は、規制を利益とするべく技術革新に投資し、そして、見事危機を機会に変えてきました。

 「社会問題」を機会として真正面から取り組んだことが、フォードやIBMの興隆につながったという。

 もちろん、多くの日本企業は欧米からの理不尽とも思えるような規制や要求を受けるたびに、真正面から取り組み、その度に乗り越えてきました。

 現在、わが国は感染症の問題、少子高齢化社会に伴う年金ならびに社会保障費の増大だったり、インフレだったり、周辺国からの紛争危機など多くの問題に悩まされています。

 しかし、次々にこうした問題においても、どの企業も、社会問題を貢献の機会として変換するための革新的な努力を組織化して、見事成し遂げてきました。

 確かにそういう考えは、科学万能主義というか、気合根性で乗り切れ、的な、なんというか今で言うと、「マッチョ」な考え方かもしれませんね。

 かといって、たとえば、電気不足を「太陽パネルで」というやり方が無理筋だったことが明らかになる中で、原発再稼働することで、電力不足を補うしか現実的な解がない中、熱中症が予想されるこの夏を、電気供給は落とすものの、生産性を落とすことなど難しいでしょう。

簡単ではないですが、今日もやっていきましょう。

こちらは、読めばあなたの力になるNOTEです。


愛を込めて。


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