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12月28日 The Family-Managed Business 同族企業


#12月28日 
#The_Family -Managed_Business
#同族企業

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。

今日のテキストは、1995年発刊の『未来への決断』 4章 同族企業の経営 61〜67ページより。

 わが国は、100年を超える長寿企業が世界一多い国家です。そのわが国の伝統的な商家の哲学や商慣習だけでなく、三井、渋沢栄一などの明治の経営者から戦後の経営者たちまで日本企業経営の要諦を学び、米国はじめ世界に紹介してくれた1人がドラッカーさんです。

ドラッカーさんは、1950年代から度々来日し、日本企業に著書やセミナーを通じて助言を与え続けてきた日本企業経営者は、ドラッカーさんの忠実な生徒であり、彼の教えを実践したことで、日本企業は1960〜70年代前半まで高度経済成長を成し遂げたとも言えましょう。

一方で、米国はじめ欧州からは、日本の復興回復速度があまりにも早すぎて、自国企業との激しい競争が行われたことから「日本の脅威」を支援したコンサル、と言われたのかもしれません。

日本企業の商哲学など経営の要諦や習慣を学び、米国企業ならびに欧州企業の経営の要諦や風土・風習との比較ができた数少ない経営学者だったドラッカーさんだからこそ、色眼鏡に囚われることなく、大企業から中小企業、そして、同族企業まで、コンサルティングができたんだと思います。

ところで、米の同族企業を調査支援する団体、ファミリー・ファーム・インスティテュートによれば、創業後3代まで続く確率はわずか12%だと言います。つまり、3代目までにつぶれる企業が圧倒的である、ということでしょう。流行や相続、税制など時代の荒波を乗りこなし、3代、4代と長寿企業へと継続する企業を目指してみませんか?

先が見えないこの時代だからこそ、これからは長期戦略の時代です。詳しい内容へのご要望やご意見などお気軽にコメント欄にご一報いただけると幸いです。

#世界中においてほとんどの企業が同族企業である


 世界中において、ほとんどの企業が同族企業である。
 同族経営は中小企業に限定されない。世界最大級の企業もある。デュポンは1802年の創業以来、1970年代半ばまでの170年間、同族所有、同族経営のもとに世界最大級の科学会社へと成長した。
 200年前、主要国の首都に息子たちを配した無名の両替商ロスチャイルド家が所有する金融機関は、今日依然として世界有数の大銀行である。
 ところが、マネジメントについての文献と講座のほとんどが、プロの経営者が経営する企業だけを扱っている。同族企業に触れることはほとんどない。もちろん、同族企業と他の企業の間に、研究開発、マーケティング、会計などの仕事で違いがあるわけではない。
 しかし経営陣に関しては、同族企業にはいくつかの守るべき重要な留意事項がある。それらを守ることなくしては、繁栄するどころか生き残ることもできない。

(『未来への決断』)

ACTION POINT
#アメリカでは同族企業のうち
#2代目へ引き継げるものは30 %、
#3代目へ引き継げるものは10 %です。
#この継承の難しさはなぜかを考えてください

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