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雇用業務のアウトソーシングは30%のコスト削減と大幅な従業員満足をもたらす、とドラッカーが無邪気に勧めたことが今の現状になっているとしたら・・・。 5月15日 Use of PEOs and BPOs 雇用業務のアウトソーシング

#5月15日  6時です。おはようございます。
去年のテキストで詳しく説明していますので、こちらをお読みください↓

#Use_of_PEOs_and_BPOs
#雇用業務のアウトソーシング

すでに業務のアウトソーシングはマネジメントにとっては常識で、企業はコア部分のみに特化し、いわゆる総務、経理、コールセンター、支援部門などのバックオフィス業務を自社内に抱えず、外注化が一般的。もはや経営に不可欠な存在に思います。
アウトソーシング業界の成長性は著しく、リクルート、トランスコスモスなどの利益は拡大中です。

一方で、アウトソーシングを担う人材の給与は、組合もないため、低く抑えられており、正社員との差は著しく看過できないところまで来ています。さらに増税・社会保障負担額の急騰により手取り額は伸びないことで主に若年層の労働意欲は減退。「やる気なし日本企業」「働きがい」沈没の一因とも言われます。

イノベーションに何年になるかわからない投資を続け、費用を投じ続けるよりも、手っ取り早く固定費を削減した方が業績改善を決算書に見せて、株価上昇に繋げることができる、とは、コンサルなら誰でも考えることです。そして、それに乗っかった企業は、従業員を人的資産と大事にすることなく、切り捨てごめん、でアウトソーシングに切り替えました。

ところが、イノベーションの源泉は、情熱とかやる気とか帰属意識とかそういうものから生まれます。多くの大企業がその源泉を切ってしまった。

そこに個人事業者や中小企業にチャンスがある、と思います。やる気があるのは、個人。大企業には、ありません。長期的にみたら、どっちが成長するのか。

今週もやっていきましょう。
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