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社内付け替えレートってやってます??11月24日 Simulated Decentralization 擬似分権制


#11月24日  
#Simulated_Decentralization
#擬似分権制

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やってた、やってた!大企業に属してた時、この「擬似分権制」。原価に、20%の社内フィーを設定して、そのフィーを原価に加えて見積書出さないと、赤字受注になるからってやってたなぁ(遠い目)。

そしたら、社内リソース使って社内の擬似レートでやるよりも、協力会社さんに手伝ってもらった方が安いし、対応いいからって、そっちにシフトさせちゃったことあったよ。

会社としては、会社組織とは営業だけじゃなくて総務や経理や人事、システム部といったいわゆるサポート部門の支援=原価無くしては組織運営できないし、その経費は、粗利益から賄うわけで、それは削減できないですよね。P/L的に、それは理解できる。

だけど、競争の中で営業して、そして、受注なき営業は評価されないとわかっているから、利益を確保しつつ、なんとかやっていきたい。

すると、なんというか、社内のレートが硬直してて、官僚化もあって、客先との整合性がつかなくなる時が度々あるのよ。取引に一定の社内レートを乗っけないと、見積もりハンコつかないぞ、みたいに管理されちゃうと、「ちょっと待てよ、そもそも君ら、この案件に苦労して形にしようと頑張ってる俺たちを差し置いて、税みたいに20%も原価に上乗せするほど働いとるのか?!!」ってなるわけだ。

やれ「チームワークだ」「営業だけが働いてるわけじゃない」と社内でもめる原因となるのが、この間接部門の経費負担割合ってわけで、社内の間接部門レートが高い企業の方が競争力を失っているんだよね。

えっと、何の話だったっけ笑。そういうわけで、今日ももめないでやってきましょ笑

今日のテキストも『 #マネジメント -課題・責任・実践』より。具体的には 46章 成果中心の設計:連邦分権制と擬似分権制 1974年版 下巻 346ページ

#事業ごとに組織を組み立てられなくとも擬似分権制がある

 事業ごとに組織を組み立てることができるならば、分権制にまさる組織構造はない。しかし大組織のいくつかは、事業ごとに分割することが不可能である。しかも、機能別組織やチーム型組織とするには大きすぎる。それらの組織は擬似分権制を採用すべきである。
 擬似分権制は事業でないものを事業であるかのように組織する。分権化した組織単位に自立性を与え、自立したマネジメントをもたせ、少なくとも擬似的な損益について責任をもたせる。各組織単位は、便宜上定めた価格によって互いに取引する。あるいは、コストに二割の料金を課すことによって擬似利益を計上する。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)

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