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知識社会ではあらゆる組織がグローバルな競争力をもたなければならない 。 5月4日 Characteristics of the Next Society ネクスト・ソサエティの特徴

6時です。
おはようございます。
今日も #ドラッカー #365の金言  からスタートです。

#5月4日 のテーマは、 
#Characteristics_of_the_Next_Society
#ネクスト・ソサエティの特徴

去年のテキストはこちら↓

2002年の名著 『 #ネクスト・ソサエティ 』から。

今日のACTION POINT 

#インターネットによる価格情報のために
#あなたが失った顧客はいますか
#対策を検討してください

対策はとてもシンプルです。

グローバルな競争を、というのなら、競争に参加せず、グローバルな競争から背を向けたらいいのです。マーケティング戦略では、3C( Customers(お客)、Company(自社)、Competitors  (ライバル社) )というフレームワークで自社の優位性を論理的に説明せよ、言われます。

しかし、我々がすべきことは、3Cではなく、1C=Customers  お客さんに注力する。できれば、お客さんの中のお客さん、VIP客に絞り込んで、特別なオファーをすること。

価格に左右される“合理的な“客よりも、あなたのサービスや品質に愛着を感じてくれている、5%のVIP客を思い切りもてなせばいい。

調べてみてほしい。

たった5%のVIP客がどれだけの収益をあなたにもたらしてくれているか、を。

某百貨店はトップ5%のVIP客が、年商のx0%を生み出していることに気づいた。

そこで、VIP客限定の特別オファーを連発することにした。VIP客にとっては本当に嬉しい企画だったり、イベントだったりしたものだから、短期的収益改善に成功した。そして、この生み出された収益を次世代のVIP客育成に投資している。それが、持続的な成長を支えることを知っているのです。

ここでまとめたら、綺麗なまとめになるんだろうけど、ちょっと聞かないようなことを記します。

実は、長寿企業は、お客を贔屓しません。お客どころか、取引したことのない人に対しても、何度も取引をしているVIP客に対しても、態度を変えない、というのです。最初、この話を聞いた時、バカじゃないのか?と思いました。

なぜなら、マーケティングの教科書には、どれも「VIP客をエコひいきせよ」と書いてあるからです。

ところが、老舗企業は、取引の大小で、そういう特別扱いをしないというのですから。なぜでしょうか。直接尋ねてみましたら、こんな答えでした。

「贔屓する先生と贔屓しない先生と、どちらから習いたいですか?(「贔屓しない先生です」)でしょう。だから、私どもも同じなのです。どのお客様も気持ちよくお取り引きしていただきたい。そのために、自分達も贔屓なしで、公平に接すること。売り上げは結果なのです。たまたま、今日はうちに欲しい物が置いてあったから取引が成立しただけです。お客さんを選ぶ?思い上がってはいけません。商人は、常に選ばれる側ですよ。」のです。

なるほど。そういう考えもありますね。あなたはどちらの考え方に賛同できますか?ちょっと考えてみてください。
さて、今日も読んで頂きありがとうございました。
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