大谷選手の「マンバ・メンタリティ」とドラッカー思想 1月14日 The Managerial Attitude マネジメント的視点が鍵
#1月14日 日曜日のランチタイムです。毎年1月14日の #仙台 では、宵から「どんど祭」という伝統行事が行われ、大崎八幡宮はじめ各地の神社は賑わいます。
#どんど焼き #どんど祭 とは、松の内まで飾っていた松飾りやしめ縄、お正月にしたためた書き初め、昨年に授与したお守り、だるまやお祝いで贈られた熨斗(のし)袋などを、神社に持ち寄って燃やす(=お焚き上げする)地域行事です。
さらに、大崎八幡宮など東北の幾つかの神社では、地元の組織や企業団体の代表が褌とサラシを巻いた裸でお参りする「裸参り」が行われます。
多くは新人さんの担当のようで、銀行や市役所、消防署、大学病院、農協、スーパーなどの地元企業や団体や受験生など若い衆がお参りする様は、毎年多くの観光客にとっても新鮮に映ります。
東北ではこのような裸参りは珍しくなく、特に、宮城・岩手県では多く観られる伝統行事です。
各地では人口減少が言われていますが、このような年間行事が地域社会を支えます。災害が襲い、悲観的な雰囲気に陥ったとしても、こうした祭りや行事によって、地域住民が団結し、明日の生活再建への希望に変えて、日々の生業に精を出す、生きる力となります。
この正月に発生した能登地震では、交通網の脆弱さとインフラ復旧費用の大きさから地域住民を都市部へ避難させた後に、廃村・閉村させるべき、との意見が噴出しており、大いに議論となっています。しかし、どうすべきかは、部外者があーだこーだ言うよりも、現状と将来見通しを踏まえて、住民自身が決めることとなろうかと思います。暖かく見つめていきましょう。
さて、今日の #ドラッカー365の金言 テーマは、
#The_Managerial_Attitude (マネジメント層の態度)
#マネジメント的視点が鍵
今日の提言は「 #新しい社会と新しい経営 」(1950年発刊)より。ドラッカー全集 第2巻 5章 #産業秩序の問題 : #工業社会 #経営者的態度の要求 183~189ページより。
今日のテキストで、 #ドラッカー は、人材のマネジメントこそが
生産性を左右すると記しています。それは、人を使いこなす、という意味ではありません。上から目標を設定した管理、という人を支配すること、ではありません。ドラッカーは、「自らの仕事・行動を自ら管理すること」と記しています。
いわゆる、「自己管理」によるマネジメントを理想としていますが、それは現在、広く採用されていないようです。その理由は、マネジメント者にある資質が足りないからだ、と ドラッカー
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資質がない人物がマネジメント側にいて、マネジメントしよう、と目標と罰則と役職と権威で人を支配し続けた結果が、ビッグモーターであり、ダイハツであり、知床観光船の悲劇です。そもそも企業や組織は、全体主義から個々の個人の長所を社会貢献できるよう変換する場ですが、するよう上司の暴走・不祥事を正すことの出来ないブラック企業の乱発です。
さて、経営者的態度、とは何でしょう。それは「自ら進んで改善に取り組む人のこと」とホワイト企業大賞を主催するネッツトヨタ南国創業者の横田英毅氏。
ドラッカーの「自己管理によるマネジメント」と同じ内容に感じますね。
そして、自己管理、といえば、ドジャースと契約したばかりの #大谷翔平 選手に言及しないわけにはいかないでしょう。
彼は、1日の大半を自己改善のため、トレーニングと睡眠に使っているそうです。ドジャーススタジアム周辺は交通渋滞が起こりやすい地域とのことで、「通勤」に時間がかかるとのこと。
そこで、現在彼はドジャースタジアム内のスィートルームで寝泊まりして24時間いつでもトレーニングしているとの噂が流れています。契約内容の一部にスイート席が含まれているからでしょうか。
オフの間もメディア対応や休息に時間を割くことはなく、ひたすら、自己鍛錬へのハードワークをこなす姿に同僚の選手たちも驚いているそうです。先日もビザの書き換えのため赤坂のアメリカ大使館に立ち寄ったものの、
すぐに米国へ戻り、トレーニングに励んでいるそう。彼の姿勢は「マンバ・メンタリティ(Mamba Mentality)」の体現者だと称賛されているそうです。
「労働倫理」という言葉があります。
大谷選手の野球への情熱が生来の「好きこそものの上手」にあるのか、「労働倫理」の価値観にあるのか、それとも別の動機があるのかわかりませんが、彼自身がコーチや球団からトレーニングをやらされているのではなく、自己管理に優れていることは明白です。
#仕事の最前線にマネジメント的視点をもたらすことそれ自体が1つのイノベーションである 。
#あなたの組織にマネジメント的視点を植えつけるためには何ができますか 。
今日もお元気で。