組織力とは「個の総和を超える総和の力」。 11月19日 Characteristics of Organizations 組織の目的 ドラッカー
11月19日 こんにちは。日曜日のランチタイム。リラックスできる時間ですね。
このNOTEは、 #ドラッカー365の金言 を読むだけで、これからのビジネスチャンス力を鍛えるエンタメNOTEです。
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ところで、昨日、 #ローリングストーンズ が新作「 #ハックニー・ダイヤモンズ 」のワールドツアーを仄めかすxのポストがありましたね。
リンク先は、国別のメーリングリスト収集のランディングページ。
登録後のThankyouページもシンプルです。
そして、トップページへと自動リンクさせるシンプル構造。
なんちゅうか、結構手堅いやり方というか、世界一大金持ちなバンドの1つですが、このランディングページもトップページも、HPなんて、最低限でいい。金かけない、時間かけないシンプル構造。
日本だったら、メール登録じゃなくてLINEアカウント登録かな?でも、とてもシンプル。インスタなんかにいる占い師さんと同じレベル。でもそれが世界スタンダードなんだよね。
日本の企業もこうでなくっちゃね。余計なところに見栄を張らない、カッコつけない。
コンシューマビジネスの人なら #ストーンズ のやり方は参考になるんじゃないかな。あとは集めたリストに、ツアー日程をメールするというシンプルな #マーケティング構造 だし。ほんとストーンズはロックスター、というよりも、優れて合理的なビジネスマンって感じです。
ということで、今日のテーマは、
#Characteristics_of_Organizations (組織の性質?)
#組織の目的
今日のテキストは、バブル経済崩壊後の 1993年に「大転換時代に突入した!」と、21世紀の組織と人の課題について記された著書、『 #ポスト資本主義社会 』 の2章 組織社会 組織の特性 1993年版 105〜108ページ より。 ↓↓↓
企業内ベンチャーや新規事業の立ち上げ期は、当初1〜2人の小人数で細々と始まる。それがうまくいくと課となり、さらに成長すると部課へ。さらに成長すると事業部に昇格し、部が部門へと昇格し、最後は、分社化へという道を歩むものです。
日本の企業は事業部制をとっている組織が多く、しかも、それぞれの事業部の事業内容は専門性が高いため、それぞれが全く別の案件に取り組んでいて部外者は理解できないことも少なくない。成長に任せて各事業部が拡大成長していくうちに元々の組織としての目的を見失ってしまうことも少なくない。
ローリング・ストーンズも各楽器パートの専門家=プロミュージシャンから成り立っています。現在のメンバーは、ボーカルのミック・ジャガー、ギターのキース・リチャーズ、もう1人のギターがロニー・ウッドの3名。
他のベース、ドラムス、キーボード、コーラスなどのパートは外部のセッション・ミュージシャンを雇って、ステージやレコードで演奏してもらっています。
メンバーはそれぞれソロとしてもやっていけるプロばかり。だけど、ソロで演奏する際と、ストーンズで演奏する際とは、やっぱり違います。それを、ジミ・ヘンドリックスは、ロックの魔法「MOJO(モジョ)」と表現しました。バンドの一体感、ノリ、グルーヴです。
バンドは各メンバーの集合の合計よりも大きいからこそ存在理由があるわけです。
#WBC2023 の日本チームをご覧になりましたよね。
大谷翔平、マイク・トラウトという2名のスーパースターを抱えているにも関わらず、毎年80勝くらいしかできず、ポストシーズン進出できないLAエンゼルス。
エンゼルスには個々の選手の合計よりもチームのパフォーマンスの方がダウンしているように思えます。
ところが、日本チームのパフォーマンスは、個々の選手の合計よりも良かったのでしょう。だからこそMLBのスーパースターばかりが集まっていたアメリカチームに勝って優勝できたのではないかと思います。
ドラッカーの言葉にもある通り、組織は、各メンバーの総計よりも成果が上がるものでなければならないのです。
それは一般の組織論で言うところの「目的」とか「理念」とかいうものにあたるんだろうと思います。
あなたが所属する組織やチームは、いい組織になっているでしょうか?来週もやっていきましょう。いいチームとして、そして、良い成果となって現れますように。