10月28日 The Corporation as a Political Institution 政治的存在としての組織
おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言 から人生と経営を深めていきませんか。
本日 #10月28日 のテーマは #The_Corporation_as_a_Political_Institution (政治機関としての株式会社)
#政治的存在としての組織
#顧客以外のステイクホルダーに対しては政治的に対応しなければならない 。
企業における財サービス、病院における治療、大学における教育研究など、組織というものは、自らの主たる使命に関しては最適化を求めなければならない。何が受け入れられるかではなく、何が正しいかを考えなければならない。しかし、顧客以外のステイクホルダー(利害当事者)に関しては、拒否権を行使されないよう政治的に対応し、満足化を求めなければならない。
しかし、組織のマネジメントは政治家ではない。満足化だけをはかっているわけにはいかない。もちろん、自らの主たる使命について最適化を求めさえすればよいというわけでもない。両者のバランスをはからなければならない。
組織のマネジメントに携わる者は、拒否権をもつステイクホルダーが誰であり、その最小限の期待とニーズが何であるかを知らなければならない。(『乱気流時代の経営』)
ACTION POINT
#顧客のニーズを最適化し 、
#他のステイクホルダーの期待を満足化する方法を考えてください 。
組織というものは、自らの主たる使命に関しては最適化を求めなければならない。経営者は、何が受け入れられるかではなく、何が正しいかに基づいて意思決定をしなければなりません。
経営者は、組織の内部に対しては「何が正しいか」に基づいて意思決定をすべき。
ところが、企業外の人たち、つまり、広報や広告メッセージなどを企業外の人たちへと発信する際は、
しかし、このような狭い範囲での主なタスクの定義を超えて、外の構成員に対処する際には、マネージャーは政治的に考えなければならない。
「政治的に考えろ」。
政治的とは「理屈の上だけでなく、現実に即して判断する」「駆け引きが巧みになされる」の意。
つまり、正しいことを正しい、として発信するのではなく、
黙らせるために必要な最小限のことを考えなければならない。(中略)彼らの最低限の期待とニーズが何であるべきかを考えなければならない。
彼らを満足させ得ること、期待とニーズが何か、を考えて、己の立場や相手の立場も考慮し、現実に即して発信しなくてはならない、とドラッカー。
この点、岸田総理は、極めて政治的です。
己の発言「分配なくして成長なし」が党内でもウケない、となると、どんどん変えていく。フィードバックを元にどんどん現実に即して発信しています。
これは場当たり的、と言われていますが、実に「政治的」であり、ドラッカーのいう「 #フィードバックしながら対話を重ねる 」であり、#大谷翔平 選手のいう
「「試して反省して」を繰り返すことでだんだん良くなっていく」と同じことであります。
そういう点からも、事前にネガティブな情報ばかりだった理由を深く考えることを放棄し、 #複雑性PTSD だ、と精神病にすれば同情されるに違いない、と狙ったものの、むしろ、同情より「精神病を言い訳にするな」、「そんな簡単に病気になるわけないだろ」と火に油を注ぐことになったことで、さらに、怒りをぶちまけ、己の我欲の実現だけを訴え、被害者ぶった #眞子 氏の会見は大失敗でした。
広報の視点と社内向けの視点、2つの視点を持つ複眼的思考は、これからますます必要でしょう。今日もやっていきましょう。
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