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今年は、色々と歴史の分岐点?! 2月1日 Crossing the Divide 歴史の峠

2025年2月1日になりました。
おめでとうございます。
3日は節分、4日は立春ということで、2月は新たなスタートのタイミングです。このタイミングを活かして、4月からの新年度をうまく立ち上げましょう。

ドラッカーの知恵を今日のビジネスチャンスに活かしていきましょう。最下部にビジネスアイデアをご紹介していますので、ぜひご参考にしてみてください。

ところで、八潮市の道路陥没に心を痛めておりますが、イスラエルではガザに捉えられていた80歳の老人が解放されたそうです。1日も早く、あらゆる出来事がよくなること、復旧を祈りつつ、2月のスタートはじめます。

ということで、動乱とか激動とかマスコミの言葉が激しい形容詞を使えば使うほど、いったん冷静になりましょう。

そして、シンプルに基本に立ち戻る。

そうやってブッダも松下幸之助もイチローもドラッカーもスランプを抜け出し、1ステップ人生のレベルを上げてきました。なので、落ち着いていきましょう。

そんな今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、えっ、30年以上前になるの?という1993年発刊、『 #ポスト資本主義社会 』 序章 #歴史の転換期  21ページ、また、1989年発刊の『 #新しい現実 』1章 #歴史の境界  5〜14ページ、そして、1969年発刊の『 #断絶の時代 』 1章 #連続性の終焉  5~14ページより。

今日のテキスト(AI訳)

分断を越える
新たな現実への分断を越える

数百年に一度、急激な変革が起こる。それは「分断」を越えることだ。ほんの数十年で、社会はその世界観、基本的価値観、社会的・政治的構造、芸術、主要な制度を再編する。50年後には、新しい世界が現れる。変革後に生まれた人々は、祖父母が生きていた世界や、両親が生まれた世界を想像することさえできない。

しかし、今日の根本的な変化、30年前に見え始めた新たな現実は、実際には始まったばかりで、その全影響をまだ与えようとしている。それらは、企業の世界的な再編の下地となる - 大小問わず、合併、分離、提携など。労働力の世界的な再編の下地となる - これはアメリカではほぼ既成事実だが、日本やヨーロッパではまだ初期段階にある。また、教育、特に高等教育における根本的なイノベーションの必要性の下地となる。これらの現実は、政治家、経済学者、学者、ビジネスマン、労働組合のリーダーがまだ注目し、本を書き、演説をする問題とは異なるものだ。

アクションポイント: 次に同僚が明らかに昨日のニュースに固執しているのを見かけたら、彼らに目を覚ましてコーヒーの香りを感じるよう伝える方法を見つけてください。

「新しい現実」が次々に起こっているとドラッカー。

例えば、企業の合併や企業再編の具体例:

  • 企業の再編: 例えば、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、通信業界ではAT&TとBellSouthの合併、自動車業界ではダイムラー・ベンツとクライスラーの合併などが見られた。これらは新たなグローバル市場に対応するための動きだった。

  • テクノロジー企業の台頭: AmazonやGoogleのような企業が、伝統的な小売業や広告業を一変させ、ビジネスモデルの再定義を迫った。

例えば、労働力の再編の具体例:

  • 職業訓練と教育: 製造業からサービス業、特にIT業界へのシフトに対応するため、職業訓練や大学のカリキュラムが見直され、スキルアップや再教育が重視された。

  • リモートワークの普及: 2020年代に入ってCOVID-19パンデミックがトリガーとなり、オフィスからリモートワークへの急速な移行が起こり、働き方自体が再定義された。

例えば、教育、特に高等教育における根本的なイノベーションの必要性の下地となる具体例:

  • オンライン学習の拡大: MOOCs(Massive Open Online Courses)のようなプラットフォームが登場し、誰でもどこからでも教育を受けられるようになった。

  • 学位プログラムの見直し: 職業訓練と学問の融合が進み、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)分野の教育が強化された。

今なら、ファミレスで動いているロボットや誰もが使いこなしつつある生成AIも「新しい現実」だろう。

総務省アンケート(24年7月時)では、まだAIの個人利用は9.1%ですが、携帯電話の普及カーブを思い起こせば、2〜3年内に景色はガラリと変わるでしょう。

https://aismiley.co.jp/ai_news/soumu-survey-on-generative-ai-utilization/ より

これはまるで、Windows95が出現する頃の携帯電話普及率と同じ状況のように感じられるのです。

マネジメントや組織改善、そして、人生改善法などご相談は、「クリエーターへのお問い合わせ」からどうぞ。

https://research.nttcoms.com/database/data/000603/ より

「歴史は繰り返す」けれども、過去と全く同じようには繰り返しません。大きな傾向としては、同じですが、全くの「完全コピー」で繰り返されるわけではない。毎年繰り返される春夏秋冬ですが、1年として同じ春夏秋冬がないのと同じです。

「人生で大事なことは、タイミングにC調に無責任」(「無責任一代男」植木等)と歌われたように、タイミングは非常に重要です。

http://tokyo-panda.seesaa.net/article/463174486.html より

その「タイミング、C調、無責任」でやってきた団塊世代の年金とか無料バスのパスとかのツケ、支払い、負担といった弊害を、もろに被っているのが、我ら現役世代です。とほほ。。。

人生においては「タイミング」が非常に重要であり、シンプルで自然なリズム(C調)※に乗って、過度に真剣にならず、むしろ無責任に、軽やかに生きることが大切だというメッセージが込められていると解釈できます。植木等の歌やキャラクターは、戦後の日本社会における自由で明るい生き方を象徴しており、この歌詞もその一端を表しています。

※C調とは? 
Cメジャースケールと基本スケールのこと。基本調子のこと。
「調子どうよ?」って挨拶、昭和はしてましたが、令和の今はそういう挨拶してないのかな?

無責任一代男の歌詞から読み取れることは、真剣に深刻になりすぎず、「気楽に調子良くやって人生乗り切ろう」って意味と思われます。

深刻になりすぎず、って、あんたらがバブルのツケを将来世代の我々に回したせいやで。と恨み言の1つも言いたくもなります。

とはいえ、日々新たな気持ちでやっていきましょう!

今日のテーマ:
#Crossing_the_Divide#分水嶺を越えて
#歴史の峠

今日の金言:
#われわれは新しい現実へといたる峠を越えつつある

今日のACTION POINT
#昨日の問題に取り組んでいる同僚の目を覚まさせる方法を考えてください

さて、ドラッカーの「分断を越える」という概念を今日のビジネスチャンスに結びつけるためには?

以下のポイントを考慮すると良いでしょう:

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