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自分だけ良ければいいという30年前の経営層がしでかした失敗の尻拭いを氷河期世代やz世代にツケ回した結果が今なのかもしれない。 2月24日 Legitimacy of the Corporation 企業内の権力の正統性

今日は #2月24日 #癸丑 (みずのと・うし)
#Legitimacy_of_the_Corporation (会社の正当性)
#企業内の権力の正統性

おはようございます。

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さて、

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では、今日のアクションポイントから。

今日のACTION POINT

#あなたの組織にとって#独裁的な国や無政府状態の国で事業を行なうことの意味を考えてください

そこに市場があるからとカントリーリスクが高い国に資本投下すると、最悪全てを失うことになる。カントリーリスクがあっても経営の中でコントロールできるので、その意識を持って進出すべき。ただし、投資なので、リスクとリターンとを秤にかけて実施すべきでしょう。

https://twitter.com/nonbeiyasu/status/1589580105281867776 より


https://twitter.com/sonkoubun/status/1628548485674045440 より

己の立身出世のことしか考えないサラリーマン経営者が「今こそ進出だ!」と80年代の日米経済摩擦に敗れたため、90年代日経新聞に踊らされ、その失敗の数々が30年後のいま、あらためて明らかとなって、国力の差となって愕然とする。

30年前、当時決定したサラリーマン経営者は、すでに定年退職していてもはや逃げ切り済。巨額な退職金もらって、子会社の会長もやって、今は年金もらって悠々自適。

そのツケを今の経営陣と社員が尻拭いする羽目に。

もはや撤退しようにも、時すでに遅し。残っても、物理的な財産も、知的財産も特許も抜かれ、残ってるのは負債だけ。

30年も前の、己のことしか考えなかった愚かな経営者がしでかした尻拭いを、なんで、私たちがしなくちゃいけないんだろう?

思えば、敗戦後、何かといえば、戦争犯罪人の子孫、と団塊世代の人たちは海外では罵られたんだろうなぁ。かといって、そのツケを後世代に回していいわけじゃないだろう。

昔は昔。今は今。

事業で大事なことは継続性にあるわけですが、負の遺産まで引き継ぐ必要はないでしょう。また、過去の失敗は過去の失敗で終わらせ、これから入ってくる新人には背負わせないことも必要に感じます。

なので、自分の場合は、後継者世代の方々にまずは現状のリスクとリターンを説明しています。チャンスはリスクの裏面でもあります。チャンスを活かして、将来を活かしていきたいですね。

#権力は正統でないかぎり永続しない

 いかなる権力も、正統でないかぎり永続しない。いかなる社会といえども、一人ひとりの成員を組み入れないかぎり機能しない。産業社会にしても、それを構成する一人ひとりの人間が位置づけと役割を与えられないかぎり、解体せざるをえない。
 大衆は反逆しない。しらけるのみである。自由にともなう責任から逃れるだけである。自由とは、そこに社会的な意味がなければ負担と脅威以外の何ものでもない。
 われわれには二つの道しかない。社会として機能する産業社会を構築するか、自由が無秩序や圧制のうちに消失するのを座視するかのどちらかである。

(『産業人の未来』)

本日のテキストは、手元にある1965年版の『 #産業人の未来 』>第4章 #20世紀の産業的現実 (106ー107ページ)より。

去年のテキストはこちら↓

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