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大谷翔平選手が見ているものは数字か? 9月26日 Controls for Nonmeasurable Events データ化できないもの
#9月26日 木曜日 巳の日。
今日の #ドラッカー365の金言 テキストは、昨日の続きで。
『 #マネジメント』 39章 #管理手段と管理と経営者 1974年版では 下巻 201〜203ページより
今日のテーマ:
#Controls_for_Nonmeasurable_Events
#データ化できないもの
今日の金言:
#データ化できないものを考えなければならない 。
今日のACTION POINT:
#重要な情報のうち 、 #データ化できるものとできないもののリストをつくってください 。
#それぞれについて定量的分析とともに定性的分析を行なってください 。
企業にも、他のいかなる組織体とも同様に、その重要な成果の中には測定し得ないものがある。測定し得ないものの1つが優れて有能な人材を惹きつけたり、退職を引き止める魅力です。
また、数字や結果にとらわれない、大きな目的、ビジョンもそうですね。
50−50をクリアして、ナショナルリーグ西地区の優勝をパドレスと争っている中で、大谷選手が目指している、と思われる数字、例えば、イチロー選手の56盗塁記録だったり、60本のホームラン数だったり、3冠王だったりと色々言われています。
以下のVTRは、WBC直後の白井コーチの談話ですが、この大谷選手の「世界一の選手」という目的に向かっている姿勢は、一般のプロ野球選手が数字という目標に向かっているのと比べても考え方のステージがそもそも違うことがわかります。
#大谷翔平 選手は何を目指して野球をしているのかについての話。野球選手としての世界一という「目的」を達成するために、数字の目標とは違うもっと先にある境地にて、彼を昔から知る人の話を聞いて全員が痛恨の一撃を喰らう📺 pic.twitter.com/nWwSuMCBY8
— ハリケーンたか(宇宙行きます🚀) (@karate_fighter_) August 26, 2023
白井コーチ「例えば、早くからね、大谷選手は「世界一の選手になりたい」ってずっと言ってたんですよ。日本ハムファイターズ時代もね。「世界一の選手」ってちなみに何をもって世界一?」
大谷「白井さん、世界一ってね、数字を残すだけじゃないんですよ。目標だけじゃないんです。野球やってて、多くの人に一番応援されて愛される野球選手になりたい。「野球」を通して多くの人にプラスの影響力を与える存在。これが本当の世界一」。
白井「もうね、数字の先を見ている。」
中居「結果だけじゃないと。成績残して、結果を残して、高い給料をもらってみたいな。いい車乗って。いいお家住んでとかじゃない。ちょっと次元が違うな」。
白井「多くの選手にとって「目標」。「目標」ってのは数字ですよね。目標達成型の選手っていっぱいいるんですけど、彼はね、何のために野球やってるのか?とか、「目的」の方を大事にしているんですよ」。
中居「目標と目的の違い・・・」
白井「彼は目的達成型の選手なので、例えば今回は世界一になっても、「はい、世界一になった終わり。」で、次を。何のために野球やっているのか?ってところで、ずーっとモチベーションを保ち続けられる。」
白井「目標達成型っていうのは、燃え尽きたりするんですけど、目的ってある意味ゴールがなかったりしますよね。そっちを見ている」。
「志」。「目的」。
これも測定不能な管理手段の1つでしょう。
ドラッカーもそういうことが言いたかったんじゃないかな?なんてね。
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