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太陽光や原発のコストというと発電にかかるところだけでなく、廃棄する部分にまでプロセス全体のコストまで考慮してコスト換算しなきゃいけないし、「経済圏」を考える時代が到来していますね。 12月7日 Obstacle to Economic-Chain Costing 経済連鎖によるコスト管理
#12月7日
#Obstacle_to_Economic -Chain_Costing
#経済連鎖によるコスト管理
おはようございます。仙台も雪がちらちらと降りました。さむい朝です。
このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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さて、
こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。
データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。よかったらぜひお読みください。毎週木曜日にはFBにて読者との交流会も行なってますので、この機会にぜひご購読ください。今日もあなたが良くなりますように。
今日のテキストも『 #明日を支配するもの 』第4章 #情報が仕事を変える 1999年版 131~133ページより、eラーニング教材『データ通から情報通へ』より。
下請けや販売店、いわゆる系列のメンバーのコストを把握し、それらを管理することで成功した有名な企業がトヨタである。トヨタはこの系列のネットワークによって、生産、販売、サービスのコストを1つの流れとして把握し、最もコストが安く、最も成果が大きくなるところで仕事をしている。
同じく「販売店系列」を築いていた家電王、松下幸之助氏率いる松下グループの「系列販売」は、自由経済、取引の自由化を標榜した流通王・中内功氏率いるダイエーによって、販売側に価格設定の自由裁量が認められることとなり、鉄の団結力を誇った「ナショナル系列店」は、その後の流通革命の嵐の中で有象無象へとなった。60〜80年代謳歌を歌った松下も30年間売上も伸びず、経常損益は低迷のまま、ずるずると続いているだけ?
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80〜90年まで流通業界をほしいままにしたダイエーもバブル崩壊後倒産へ。イオンに買収されました。
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バブル崩壊30年後の現在、かつての姿は今は無く諸行無常を感じる次第です。
こうしてみると、メーカー主導による価格統制、流通統制を敷いてきた日本の自動車産業の経営戦略は、正しかったのかもしれません。
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2008〜2012年のリーマンショック、米国による巨額リコール、そして、2011年東日本大震災と次々に襲い掛かる災難の時期まででグラフが終わっているので、20年戻ってしまったかのようなトヨタの売上ですが、2012年を底に、この10年間で昨年の感染症パンデミックの影響も徐々に払拭し、2022年の今第2四半期では部品供給等課題もある中、下請けの協力企業の収益を支えることもあり、前期比増収減益で健闘しています。
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己の決算だけが良ければ、下請けや販社などどうでもいい、という考え方ではなく、トヨタ経済圏、と言われる関係企業やその先の社会にまで配慮しながら舵取りを進める同社経営の視野の広さには頭が下がります。
#経済連鎖によるコスト管理を導入するには会計システムの統合が必要である 。
市場で意味があるのはプロセス全体のコストである。最大規模の企業でさえ、プロセス全体のなかでは鎖の一つにすぎない。そのため今日では、多くの企業が自社の事業活動のコストではなく、経済連鎖全体のコストを把握し、管理しようとしている。しかし、経済連鎖全体のコスト管理には障害が一つある。そのため多くの組織が移行に苦労している。
経済連鎖にあるすべての企業が、会計システムの統一、あるいは少なくとも統合をはからなければならない。ところが、あらゆる組織の会計システムがそれぞれ独自のものになっている。しかも他のシステムは考えられないとしている。そのうえ、経済連鎖によるコスト管理は情報の共有を要求する。情報の共有には、社内でさえ抵抗が生ずる。
経済連鎖によるコスト管理は必然の道である。これを避けるならば、いかなる組織といえどもコスト上の不利を被ることになる。
ACTION POINT
#あらゆる障害を乗り越えて 、
#経済連鎖によるコスト管理を実現してください 。
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