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6月のドラッカー365

ドラッカー365、今年も早いもので、今月が終われば1年折り返し。この半年、実施できたこと、できなかったこと、踏まえてこれからも戦略的に生きていこう。

6月のテーマ

で、今月はどんなテーマが多いのか、事前に見ていきましょう。

 今月は、情報、組織、知識、責任、年金基金、仕事というキーワードが頻出しているように思います。特に、年金基金社会主義(!)という目を引くキーワードがありまして・・・笑。個人的には、19日の「インフレか、失業か」というテーマは、数十年ぶりのインフレ、そして、期間工や低賃金を生み出す現場や失業といった現実があるので、どんな言及がなされているのか、「年金基金社会主義」にも触れている1976年の『見えざる革命』は、あらためて興味深いです。

今月引用の多い著書ベスト8。

今月は、

“明日を考えつつ、今日何をすべきかについて焦点をあてている“

『新しい現実』序文より

「脱ビジネス社会」への移行、ソ連=「ロシア帝国」の崩壊を言い当て、日本自らが世界最先端として、自ら変革を行わなければならないと説いた『新しい現実』(1989年)。

 そして、年金基金社会主義の登場とその背景となった少子高齢社会の諸問題、就業者人口の高齢化と生産性向上、さらには、日本は工場を輸出して、その工場から製品を輸入する方策を取らざるを得ない、と40年前に看破し、明日の社会=(つまり、2022年の現在)に備えて何をなすべきかを示唆した『見えざる革命』(1976年)

の2冊を鍵として、

 現在進行するさまざまな変化の中で、「機会」とする生き方や組織をどう進めていくか、大切なことを大切にするには、何をすべきかを考える1ヶ月となるような。そんな気がしています。

ということで、有料NOTEでは、週1回、読者の方々とのざっくばらんな語らいも行なっています。良かったらご登録し、新しい旅にどうぞ、ご参加ください。




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