6月12日 Management Education マネジメント教育
本日は
#6月12日 、 そして、今日のテーマは、
#経験のまったくない人へのマネジメント教育は徒労に思われる
ACTION POINT
#マネジメント・セミナーで学んだことを実際の仕事で使ってください 。
今日のテキストは、『アカデミー・オブ・マネジメント・エグゼクティブ』誌、オンラインでは、2003年8月に公開された ”An interview with Peter Drucker“ の記事と思われます。未読のため、後日確認したいと思います。
https://journals.aom.org/doi/full/10.5465/ame.2003.10954665
ドラッカーは、マネジメント教育についてさまざまな著書で触れています。
例えば、1990年の『非営利組織の経営』において、人を育てることに優れていると評判の大手家具メーカー、ハーマン・ミラー社会長マックス・ドプリー氏との対談において2人が語った内容からキーワードを抜き出すと次の通りです。
同書では、次の有名なフレーズが記されています。
マネジメント教育は、リーダー育成、リーダー教育です。そして、読んだり聞いたりするものではない。実践である。
ドラッカーが「経験の全くない人へのマネジメント教育は徒労だ」といった意味はなんだろう。
彼は、フィードバック分析をしろ、と解いているのだから、自ら現場からのフィードバックを受けて学ぶことが先で、座学などの幹部教育をする前にしっかり現場で感じろ、それが先だよ、と言ってるように思います。
彼の有名な言葉に「経営者よ、外を歩き回れ」(『未来企業』223〜229ページ)がある。流通チャンネルの変化、顧客がどこで、どのように買うかを知るためには、経営者自ら市場に出ていき、見聞き、体験するしか理解できないからです。「社内を歩き回り、部下に聞け」という助言はもう時代遅れ。社内に取り込んだ情報よりも、市場で何が起こっているか、を直接、自ら見聞きして知るしかない。
まずは現場から学ぶこと。今日を変えていこう。愛を込めて。