国民の手取りを増やすに支持が集まる選挙戦 10月18日 Capitalism Justified 資本主義の正当化
10月18日。金曜日となりました。プロ野球もMLBもポストシーズン。暑い夜の熱い試合が続きます。
さて、今日のテキストは、ドラッカーのデビュー作1932年に記された『「経済人」の終わり』2章 大衆の絶望 より。
「経済人の終わり」は、資本主義に絶望し、社会主義・マルクス主義にも絶望し、宗教にも絶望した大衆が、合理性を手放し、自由も平等も何の意味があるものか、とファシズムへと流れていく様が記されています。今の日本を取り巻く状況と非常に似ているものが感じられます。
誰もが貧乏は嫌です。私も嫌です。貧乏に戻りたくありません。
腹が減ったら、昭和の国民みんなもひもじい時代ならともかく、今は、令和。色々食べるものがあるのに、自分だけ貧乏が理由で昆虫しか食べられない、なんて想像すらしたくありません。
誰もが安心して肉や魚、ご飯、ラーメン、ケーキも食べたいのです。「億万長者になりたい」、「自分だけうまくやりたい」わけじゃないのです。
そんなに高望みなどしていません。ただ、人並みに暮らしたい。そんなささやかな願いを叶えたい。それが叶えられる、と信じて、これまで、この日本の資本主義を信じ、この自由平等を支持する社会で、それぞれが日々頑張って仕事に取り組んでいます。
失われた30年で、国民負担率は30%台から50%近くへと急騰。就業人口の人々にとって、失われたのは手取り額です。
この選挙期間、有権者の心に刺さるスローガンが「手取りを増やす」と言う国民民主党。そんなの当たり前なんじゃないの?こんなのをスローガンにしなくてはならない、そして、そのスローガンに支持があつまるほど、高齢者保護が厚く感じられると若年層の怒りが伝わります。
国民民主に勢いあり、と序盤情勢です。
しっかり利益を増やす。そして、経済を回す。好循環を作っていきたいものです。今日も暑いですが、お互いやっていきましょう!