見出し画像

コロナもたまには福となす?〜岡崎市和食店「魚信」さんコロナ禍経営奮闘記25(8月21日)

こちらの続きです

息子さんがやっている「エビフライと定食のうおのぶ食堂」さんの方は、8月に入ってからどうだったんですか?

おかげさまで、ありがたいことに毎日満席になる程で、本当に助かってます。エビフライってこともあるからか、お客さんの年齢層が、こっちの本店よりも20歳くらいお若いファミリーの皆さんが多いんですね。いわゆる、現役就労世代の皆さん方が中心。コロナで自粛、っていうよりも、コロナだろうとなんだろうと、しっかり仕事をこなす、ってことで、なんていうか外出に抵抗がない、と言うか当たり前って感じ。自粛?なんでしてるの?って言う元気な方々。だもんで、バリバリよく食べてよく呑んで笑ってってことで、本当ありがたいです。

困ってた厨房にも強力な助っ人が入ってくれたんですって?

なんと第一線で活躍されてた板さん。素晴らしい寿司調理技量を持つ板さんにエビフライやアジフライ揚げてもらってます(笑)。だから、今のうおのぶ食堂、前よりもレベルアップして美味しいはず(笑)。やっぱり職人の腕がいいと美味しいよね(笑)。

なんだそれ?笑。

そして、もう1人、こちらの本店の方にも素晴らしい職人さんが応募してくださってね。びっくりするやら嬉しいやら。有名店や料亭、なんと大使館でも腕を振るってこられたベテランの職人さんがこのコロナで故郷の岡崎に戻ってみえた。世界で活躍されるような方が地元でって、伝手を辿ってうちにみえて先ほど面接に来られた。ありがたいやらもったいないやらもう感激ですよ。

えっ!それはすごいですね。

そう。豆腐職人、寿司職人、そして、腕っききの一流職人というベテランが集まれば、なんかできる。もうコロナで宴会はないから、夜営業どうしようかって悩んでいたけれど、これで解決。お盆期間実験的に予約制にしてみたけれど、これからも夜は予約制にして、個室の高級料亭風に、と長年温めてきた夢が叶えられそう!もっと料理を楽しんでもらえる場ができる。コロナのおかげで腕ある職人さんたちが集まってきた!夢がコロナで叶えられそう!なんだよ、コロナいいやつじゃん笑。

何それー笑。どうしてこんな急展開になってるの笑?

これも「岡崎皆家族」という世界観を決めたからかな?

西田さん自身、突然にこういう話も舞い込んでくるようになって、そして、思いもよらない展開に驚いている。

これが「運が良い」ということか。田坂広志さんの10万部ベストセラーの新刊「運気を磨く」によれば、古今東西で語られる「良い運気」を引き寄せるただ1つの条件、それは、我々の「心の状態」がその心と共鳴するものを「引き寄せる」という法則だそう。

つまり、西田さんが「岡崎市民、皆家族」「家族を笑顔に」「家族は仲良く協力」「家族を見捨てることはない」と言う世界観に、様々なことが引き寄せられ、好転しているのかもしれません。

最悪と思われたコロナ禍。しかし、ポジティブな心の状態だからこそ、ポジティブな人財が集まり、釜飯や豆腐という新しい料理が引き寄せられ、状況改善へと向かわせているのではないだろうか。そう言う不思議な幸(好)運がやってくると、目に見えない世界からも応援されているような気がします。

さあ、8月最終週です。今月も着地点に向けて一歩ずつ。

(そして、経営は続きます)。


追伸 西田さんも購読しているこちらのNOTEマガジン。学びながら実践し、一歩先ゆく経営を。


サポートもお願いします。取材費やテストマーケなどに活用させていただき、より良い内容にしていきます。ご協力感謝!