私は歯科衛生士になった。 入職したクリニックには、先輩衛生士が1人、助手さんが3人。 たった1ヶ月で、唯一の先輩衛生士が辞めた。 そこから始まったのは、ドクターと助手たちから業務を教わる日々。 「ここで頑張らなければ、どこで頑張るんだ」 その言葉が頭を巡り、ただ前に進むしかなかった。 そんなある日、来院した高齢の男性患者さんがふとこう言った。 「失って初めて気づく大切なものが2つある。両親と歯だ。君は両親も健在だろう?歯も全部あるだろう?あの時もっと大切にしてお
高校2年 修学旅行 右足が腫れ、痛みが走る。 足はもはや自分のものではないようだった。 痛み止めさえあれば ――そう信じていた。 「これさえあれば、私は歩ける。問題ない」 そうやって飲み始めた薬は、 朝、昼、夜と 効果が切れるたびに増えていった。 それが病気を治すわけではないことなど、 あの頃の私は考えもしなかった。 高校卒業 「卒業後、何をする?」 その答えは、案外簡単に決まった。 幼少期通っていた歯科医院にいた「お姉さん」 彼女が友人のお母さんだと知り
スポーツと共に過ごした小学生時代 小学生の頃、私は風のように走っていた。 水泳、陸上、器械体操―― どんなスポーツでも挑戦し、全力で楽しんでいた。 何をやっても上手くいく感覚があり、いつもワクワクしていた。 あのころ同級生のお母様から 「足の速いくみちゃん!」と声をかけられると、ちょっと照れくさく、懐かしい思い出がよみがえる😌 体を動かすことが大好きで、試合で結果を出して表彰されるたびに、大きな喜びを感じていた。 あの頃の自分は、本当にキラキラ🌟していたと、今
こんにちは、 ページをご覧いただき ありがとうございます😊❣️ 吉成久美( ヨシナリ クミ )と申します 自己紹介 はじめてのnoteなので自己紹介をします。 歯科衛生士として15年間の経験を持ち、 現在は 歯科クリニックのための \ 採用から定着を一貫して行なう / 人材採用サポート 定着支援 SNS運用代行 をしています🙇 私の『パーソナル』な話し 私は先天的な血管の病気 【 右足動静脈血管奇形 】と共に生まれました。 2年前、病状がステージⅢの破壊