【今年は”和ホラー”】大盛り上がりのハロウィンパーティー2024をnote編集部がレポートします。
やってきました、この季節が……!デジタルハリウッド大学(DHU)note編集部取材班・りほまるが、1年で最も心を躍らせるイベントが!
DHUハロウィンパーティー(ハロパ)は、学内限定イベントでありながら、毎年、多くの学生が工夫を凝らしたコスチュームで参加する"ガチ"イベント。その熱気は、オープンキャンパスや学園祭にも劣りません。
「和ホラー」をテーマにした2024年のハロパ。今回のnoteでは、メインイベントである仮装コンテストのレポートに加え、学生のスナップや会場の様子を編集部目線でお伝えします。溢れるDHUらしさを写真でお楽しみください!
▼過去のハロパ記事はこちら
今年のイベントコンセプトは?実行委員長を直撃!
まずは今回のイベントの概要を知りたい…!そう思った取材班。学内をうろうろと歩きながら、実行委員長を探します。
和の雰囲気を醸し出すロビーを抜け、お菓子の装飾で飾られた廊下を抜け……見つけました!実行委員長の井上さんです。
——あっ!実行委員長ですか?
はい、そうです!3年の井上飛雄也です。
——すぐ見つかってよかった!早速ですが、いろいろ教えてください。ハロウィンの実行委員長、どういう経緯でやろうと思ったんですか?
今年公式のアウトドアサークルを作りました。アウトドアサークルは多くのサークルと違って屋外に行きますし、外での活動が中心だからこそまとめる力もより必要だと思っています。メンバーをまとめる力を養うために、ハロウィンパーティーの実行委員として活動してみようと考えました。
——運営してみていかがですか?
正直、めちゃくちゃ大変です!自分ではできていると思っていても、周囲から見たときに全然足りていなかったり、今日もいろんなところでトラブルが起きて急に対応しなければならなかったり……。やってもやっても足りない感じがして、周りに助けてもらいながらなんとかやれている感覚です。
——今年のテーマは?
今年は「和ホラー」。1ヶ月後に開催される学園祭のテーマが「レトロ」なので揃えてそうしたのですが、実行委員のメンバーに聞いたら「お菓子っぽい装飾をしたい」「ハロウィンらしい装飾にしたい」といろいろ意見が挙がったので、駿河台ホールまでの廊下はお菓子っぽく、ホール内はハロウィンっぽく…と、場所によって装飾の雰囲気を変えてみました。
——イベント開始直後ですが、今日は皆さんにどんな気持ちになって帰ってほしいですか?
年に1回のイベントで、初めて来る人も多いはず。DHUのハロウィンパーティーってこんな感じなんだと知ってもらい、来年「実行委員やってみたいな!」と思ってくれる人を増やせたらいいなと思います。
*
コンセプトを聞いた後は、大学ロビーでスナップショットの撮影を……と思っていると、例年なかったブースが出ているようです。
——ここはなんのブースですか?
このイベントを知らなかった、仮装する時間がなかった、という人向けの物販ブースです!手作りのアクセサリ、ヘアアクセサリ、猫耳カチューシャを売っています。ヘアメイクもやっています!
——まさかその猫耳…アクリル…?
そうなんです。大学内4階にあるラボプロトのアクリルカッターを使って作っています。大きな声では言えませんが、土台のカチューシャは100円ショップで購入し、耳の部分は結束バンドで止めています。
——隣にはQRコードが置いてありますが、これはなんですか?
データでも販売しているので、このデータを自分でラボプロトに持って行って自分で出力してもらえれば、ここで販売している価格より安くこのカチューシャが作れます。
——そうなんですね!デジタルハリウッドらしさ、全開……!
「和ホラー」に合わせたコスチュームが続々!
ここからは、毎年恒例スナップショットのご紹介です。仮装コンテストに出場しない学生のうち、特に目を引くコスチュームを纏っていた学生をご紹介します!
お待ちかね、仮装コンテストのスタート!
例年の如くクオリティの高い仮装におどろきながら仮装コンテストの開始を待っていると、ロビーで審査員の皆さんに出会いました。せっかくなので、開催前のお話を聞いてみます!
——どんなところが楽しみですか?
烏野こかげさん:毎年参加させていただいていますが、毎年クオリティが上がっていて、同じ学生のみんなを楽しませようという気持ちにあふれているのがわかります。今回もどんなふうに皆さんがパフォーマンスしてくれるのかが楽しみです。
蝶良寿々さん:皆さんがどんなふうに競ってくれるのが楽しみですし、こうして会場を歩く皆さんのラインナップを見ているだけでもワクワクしてきますね。
梅本先生:今年は実行委員の皆さんが例年以上に積極的ですね。さまざまな工夫が見て取れるので、本番もとても楽しみです。
いよいよ仮装コンテストのスタートです!ここからは、本番の登場順に出演者を紹介していきます!
水族館の飼育員
トップバッターを飾ったのは、「水族館の飼育員」。仮装はもちろん、マイクパフォーマンスも立ち居振る舞いも、本物の水族館のスタッフのようです。ペンギンの餌やりショーとして、「えさを上げすぎてお腹いっぱいみたいなので、ここに来てくれているペンギンの皆さんにお魚を上げていきたいと思います!」とお魚を配布。お魚ほしい人~!の呼びかけに、会場は元気に返事をしていました。
オリジナルマンダロリアン(スターウォーズシリーズ)
会場が十分に温まったところで登場したのが、スターウォーズシリーズから、オリジナルマンダロリアン。音楽に合わせ、ライフルパフォーマンスを披露してくれました。
大島ダヴィッド先生
ひときわ会場を沸かせていたのが、「基礎ツール演習Ⅱ-b(AE)」「映像制作演習基礎A~D」を担当する大島ダヴィッド先生です。ヨーロッパで3DCGアーティストとして活動し、2006年にデジタルハリウッド大学に入学。デジタルハリウッド大学院を卒業後、現在は年間100本以上のプロジェクトに関わりながら、非常勤講師も務めています。
…って、これは大島ダヴィッド先生ご本人のプロフィールでした。仮装コンテストに出演していたのは、そんなダヴィッド先生に憧れる在学生。所作に見覚えがあるからなのか、客席からは笑いが沸き起こっていました。
カオナシ
おや…?このカオナシさん、去年も見たような…?いや、でも今年のカオナシは一味違う。なんと、口があります!パワーアップして帰ってきたということか…!?
去年と同じ人格のカオナシなのか、はたまた別人なのか、記者には知る術がありませんが、こういう「同じキャラクターのパワーアップ系」も受け入れられるところにDHUらしさが光ります。
『カリスマ』のキャラクター
カリスマのキャラクター…?その紹介だけ聞くとハテナが浮かびますが、登場したのは「超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』」のあのキャラクターです。まったく前の見えない仮装だということで、スタッフに手を引かれながらパフォーマンスしてくれました。
大和守安定(刀剣乱舞)
見事な剣捌きを魅せてくれたのは、刀剣乱舞の大和守安定。登場した瞬間から最後の一礼まで、その姿は「刀剣男子」そのものです。
サム
先ほどの和の雰囲気とは打って変わって、独特の空気で会場を盛り上げたのがサム。なんと、衣装の隙間からはスモークが出ているではないですか…!どうやって仕込んであるの?あれってドライアイス…?会場がざわつきました。
蛾人間モスマン
音楽に合わせて、全力で踊りながら登場したのが続く蛾人間モスマン。序盤でゴーグルが飛んでしまうというアクシデントに見舞われますが、素早くリカバリーしパフォーマンスに戻ります。会場の鳴りやまない手拍子が印象的でした。
仮面ライダーギーツとガッチャードに出てくる浮世英寿と一ノ瀬宝太郎
実は、本番前に廊下で何度も練習をしていたのがこの二人。息ぴったりのパフォーマンスで、日ごろから二人でのパフォーマンスをしているのだろうな、と思いきや…?
高校生の雨六
会場の爆笑をさらっていったのが雨六。一人二役で、ボケと突っ込みをこなす姿はまるでピン芸人です。「DHUあるある」をコンセプトに、持ち時間2分を駆け抜けました!
地雷的虚無憎
「何をまねたものでもない、オリジナルな仮装」として注目を浴びたのがこの方。軽快な音楽と共に登場し、高いヒールで切れのあるダンスをしてくれたのですが、実はこのパフォーマンスには秘密があって…?
Zoomのアバター猫
違う曲であのパフォーマンスクオリティ…!?と会場が驚いていると、再び同じ曲が流れます。なるほど、こっちの方の曲だったんですね。同じ曲のはずなのに先ほどとは全く違う雰囲気で登場したのは、Zoomのアバター猫ちゃん。こちらも軽快なダンスを披露してくれました。
メズマライザー 初音ミク
「可愛い~!」と会場中から声が上がっていたのが初音ミク。手拍子に合わせて可愛く踊る様子が印象的でした。
ヒンメル・フリーレン
続くヒンメル・フリーレンには、黄色い歓声が鳴りやみません。それもそのはず。コスプレのクオリティはもちろんのこと、思わず目を細めたくなるような、ラブラブパフォーマンスがすごいんです…!
第五人格の芸者・美智子のコスプレ
芸者の仮装で会場を沸かせたのは、「IdentityV」に登場するハンターのひとり、美智子。扇子を使いながら、2分間を舞いました。
どんちゃん(太鼓の達人)
オオトリを務めたのは、太鼓の達人のどんちゃん。こちらも前が見えない仮装だからか、実行委員に手を引かれ、ステージ中央へ。どんちゃんのお顔を客席に見せてくれ、パフォーマンスを終えました。衣装の都合でマイクを持てないため、アピールポイントは司会が代読です。
以上で、全16組のパフォーマンスは終了。アイディア賞(第3位)には「地雷的虚無憎」、優秀賞(第2位)には「ヒンメル・フリーレン」が選ばれ、最優秀賞(第1位)には、トップバッターを務めた「水族館の飼育員」が輝きました。
審査員の梅本先生からは、講評として次の言葉が贈られました。
例年にも増して、熱狂と盛り上がりで幕を下ろしたDHUハロウィン2025。DHU note取材班は、来年の開催を今から心待ちにしています。来年は、私たち記者とカメラマンも、仮装していこうかな…?
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