『できる人』に『できる人』を育てられない理由
私たちは、できる人に人の教育を任せることが多い。理由はお手本になるから。まったくその通りだし、そうだと思う。
できる人は一般的に仕事への意欲が高く、目的意識も明確。だからできる人育成できる期待は高まります。しかし、ここでの『できる』というのは、あくまでも自分の能力を引き出す力。他人の能力引き出す力とは少し違うのです。
教えることは、他人の能力を引き出す力を要求される
出来る人は自分の能力を引き出すことが得意です。そもそも自分の力の要素が高いこともあります。それは、できるイメージが備わっているし、高い目標をもつことでやる気がでる人たちなのです。自分で行動するのは簡単ですが、他人も同じように行動させることは難しいのです。
できる人の意見が正しいという思い込み
できる人が、できない人に指示を出すとき。できない人にとってはとても高いハードルのことが多いようです。しかし、できない人は、自分ができないことを知っているため、それを無理だとか、できないと言えないのです。できないと言えば、そういうことを言うからできないのだ。と思われるからです。黙って、指示に従うしかありません。つまり、できる人の意見が正しいという判断なのです。
できない人に合わせた、考え方や進み方をしよう
できる人のできないレベルとできない人のできないレベルは雲泥の差です。
しかし、多くのできる人の言うセリフは『オレも昔、そうだったんだよ。できなかったんだ』と言います。どのレベルで言っているのでしょか?
実際のところ、できない人との共通言語やレベルの確認ができていないことが多いのです。できる人が自然にやってきたことを、なかなかできない人たちが実は多くいることを知らないのです。
ACS個性診断でハッキリと見える普通の違い
このグラフは、会社でもトップクラスの営業マンのグラフ。全体にエネルギッシュでパワーがあります。判断力も行動力も打たれ強さももっています。とくに会話や交流が高いので、人に会って話すことを楽々こなすのです。つまり人と話すことにストレスを感じにくいのです。
こちらのグラフは、営業をすることでメンタル的に潰れた人たちです。全体にエネルギー強い方ではなく、打たれ弱い面が出ています。会話や交流も低く、話しをしたり人に会うことに極度の緊張感を感じ、ストレスを感じます。できる営業の人が当たり前にすることが、とてつもなく辛くハードルが高いものです。
仕事は残酷
仕事はお金をもらうため、できない人も指示を出され、できないと言えず努力します。そしてできない自分を責めるのです。
このグラフの違いがわかれば、仕事の指示の出し方をかなり丁寧にわかりやすく初心者レベルでの教育を時間をかけてしなければなりません。会話をすることが好きな人と嫌いな人では、できるというレベルが違うのです。
それがお互いにわかることで、何をどこまでやらせるのか明確になり、できる人の100点とできない人の100点の違いを知るのです。
ACS個性診断の体験はこちら
https://peraichi.com/landing_pages/view/dhsupport4