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Garmin初心者がはまった操作と機能 〜使用1ヶ月経過

Garminを使い始めて1ヶ月が経過し、だいぶ操作にも慣れてきてライフログも可視化されてきました。
使い始めてから、ネガティブ/ポジティブそれぞれの意味で”はまった”操作や機能をまとめてみます。

ランニング中の表示画面

カスタム可能でページも増やせると聞いたのだけど、どこから…?

最初は、画面編集ができるConnectIQ経由で編集するのかと思って色々探してしまいました。ConnectIQにも、「データ項目」という表示オプションの追加・設定アイテムぽいものがあるので、それも混乱の原因。

Web検索の結果、公式の手順ページと動画を発見して、デバイスで画面を見ながら設定できることがわかりました。
わかってしまえば簡単だし便利です。ランニングやサイクリングの記録中にも編集できたりするのですが、反映されるのはセッション終了後のようです。
それにしても、ConnectIQにそれらしく置いてある3rd パーティ製っぽい表示オプションは一体…?

ランニング中に一時中止するにはどうしたら…?

デフォルトはオートストップにはなっていません。Apple Watchだと、勝手に検出してオートストップがデフォルトになっていたので、赤信号で足を止めるまで気づきませんでした。
設定を変更することでオートストップを有効にできるのですが、慣れると物理ボタンでのストップが便利です。

ランニング中に画面タップが効かない

デフォルトでは、画面タップは無効になっています。
表示を切り替えには物理ボタンが対応しているのですが、走りながら操作するのは煩雑です。
ランのトレーニングページの設定で、
・画面タッチ→オン
・自動スクロール→オフ
に変更しました。

Amazon Music

プレイリストの選択画面に戻れない…

Amazon Musicの再生画面からプレイリスト選択画面への戻り方がしばらくわからず、右往左往してました。なぜか音楽系の画面操作は”長押し”と思い込んでいたのが原因でした。わかってしまえば、なぜ勘違いしていたのかわからないくらい単純。

・時計表示状態からMusic画面を表示する: 左下ボタン長押し
・音楽再生画面からイヤホンなど設定画面呼び出し:左中央ボタン長押し
 → この画面から「音楽プロバイダ」を選ぶと、マイミュージックやスマホ連携もできる
・音楽再生画面からプレイリスト選択画面:左中央ボタン1回

自分で作ったプレイリストが参照画面に出てこない

これは私だけでなく、問い合わせる人も多かったようで、公式ページにQAがありました。

誤り: 【参照】>【プレイリスト】 ←これだと、Amazonおすすめのプレイリストしか表示されない
正解: 【参照】>【楽曲一覧】>【プレイリスト】

最初に出てくる「プレイリスト」を当然タップしがちなので、これはわかりづらいです。

プレイリストの中に同期されない曲がある

これは残念ながら未解決です!
昨年見た映画「熱烈」の音楽が良かったので、主題歌・挿入歌のほかに、映画サントラアルバムからBGMをまとめたプレイリストを作っていたのですが、サントラからの音楽が何度やっても同期されません。
主題歌などは問題なく同期できているので、権利的な問題かもしれませんが、今のところ確認する方法が見つからない状態です。

買ったばかりの頃の自分へ:公式ページのチュートリアルを見よう

正直、Garmin ウォッチの画面表示はわかりづらいと思います。
設定項目が多岐にわたる一方で、ラウンドフェイスであるために表示文字数が制限されていることが一因です。また、画面タップによる画面遷移などは、Apple Watchでは非常に直感的に操作できていたのを思うと、かなり融通が効かない印象です。

その分、公式ページに丁寧な操作ガイドや機能説明動画が置いてあるので、そちらを見るように…ということなのだと思います。

公式サイトに並んだチュートリアル動画

先述のAmazon Musicの自作プレイリスト同期方法も、実はマニュアルに書いてあったりします。
ただ、詳細手順の1ステップとしての記載なので、このページを見たとしても、多くの人は読み飛ばしてしまいそうです。

ランニング中/ライフログの可視化にハマる

Garmin Connectでの数値・グラフによる可視化が、あらためて強力です。

ランニング中のリアルタイムモニタリング

Garminの本領はやはりランニング中に、自分がどんな走りをしているのかリアルタイムでモニタリングできることです。

トレーニングページの設定で、自分が見たい情報を指定して自由にカスタマイズできます。
とりあえず、負担の少ない、効率の良い走りを目指したい!ということで、上下動比率とピッチ、それぞれのカラーグレード表示ができるように設定してみています。

Garmin コーチによるメニュー指示で”だらけ”回避

これまでは、毎朝、今日は走るべきか…とか、何キロ走ろうか…とか、少し迷いながらランニングをしてました。趣味でやっているとはいえ、着替えて走り始めるまでに「面倒くさいな」という気持ちになって、ややだらけてしまうことも多々。
Garminコーチのメニュー指示を週始めに確認して、スケジュール調整や、走る動機づけができるのは、些細なことのようですが、ランニング習慣化に非常に効いてきていると思います。

ただ、このGarminコーチ、だいぶ過保護です。
疲労状態と判断されると、即座に翌日のメニューを負担の軽いものに差し替えてくれたり、場合によっては休息日にしてくれたりします。
大会でのタイム目標を設定しているので、もう少し厳しくしてくれてもいいのですけどね。

寝酒はバレる

疲労状態は、主に睡眠分析とストレス値、HRVステータスなどで判断されているようです。疲労が貯まると「ボディバッテリー」の値が下がっていき、回復させるには睡眠や休息が必要です。
このボディバッテリーとほぼ反比例する、「トレーニングレディネス」という項目もあります。疲労状態ではトレーニング効果も悪くなるということのようです。

Garminコーチは、トレーニングレディネスの値が悪いと過保護になるので、やむなく睡眠に気を使うようになりました。
とはいえ、社会人がそんなにトレーニング中心の生活ができるわけでもないので、走りたい日は無視して走ってます(笑)

睡眠分析では、睡眠の量と質を総合的にスコアリングしてくれていて、単に時間を稼げば良いというわけではないのがポイントです。
何度かトライしたのですが、寝る前にお酒を飲むとあからさまにストレス値データが悪くなり、睡眠の質が指摘されます。

睡眠分析やボディバッテリー、トレーニングレディネスのスコアは、体感ともまあまあ合っています。
お酒を完全にやめるのは難しいのですが、少し控えて休息の取り方を考えようかな…という意識になっています。

まとめ

最初に自分好みに設定するまで、少し手間がかかりました。
良く使う機能の設定や操作に慣れてしまえば、ランニングやライフログ記録に特化したデバイスとして使いやすいです。
(Bluetoothイヤホンとの自動接続や、Amazon Musicでのプレイリストの検索性、同期スピードなどはもう少しなんとかしてほしいとも思いますが…)
Apple Watchは封印して、少なくとも次のマラソン大会まではGarminを使おうと思います。

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