だるまいこ | 仏教学者のインナーセンスオブワンダー

タイ在住16年|マハチュラルンコーン国立仏教大IBSC修士|仏教研究者|翻訳家|一児の母 https://www.innersenseofwonder.org/ オンライン無料講座→https://mosh.jp/classes/page/48047

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マインドフルネスとわたしのセキララな話。

突然ですがわたしはタイの古都チェンマイに息子とふたりで暮らしているシングルマザーです。瞑想の研究のため、2018年からマハチュラルンコーン国立仏教大学の院生でもあります。2018年までは、チェンマイで12年間ヨガスタジオとタイマッサージのスクールを経営する、自分で言うのも何ですが、26歳で海外で起業した、バリバリの女性起業家(気取り)でした。 理想の生き方を追求して、仕事に縛られず、ゆったり自由な暮らしをすることがモットーで、当時は本当に自由に生きていました。スタジオ経営が

    • 観想教育とわたしの子育て①「やさしい革命児を育てるために」

      バンコクに住むのは本当に嫌でした。今でもときどき嫌になります(笑) だけどなぜ今わたしたちがバンコクに住んでいるのか、久々のnoteで今日は書こうと思います。 お久しぶりです。タイ在住18年、仏教研究者のだるまいこです。わたしの趣味は、自然の中に住むこと、ヨーガ、瞑想、旅行、子育て(ヒトという生き物の成長を観察すること)です。 モラトリアムを使って日本に逆留学2024年の年明けとともにバンコクへ引っ越し、息子は4月から日本の小学校に1学期間だけ通う予定でした。そのため、前

      • 「自然に還るマインドフルネス」ーマインドルネス3つのステップ③

        マインドフルネスについて、やさしくまとめたKindle本ができました。今日ご紹介するのは第3部、最終日です。 この本は、仏教的なマインドフルネスの基礎である「戒・定・慧」になぞらえて、マインドフルネス3つのステップというテーマで、三冊のシリーズになっています。 前回から3回に分けて一冊づつ、こちらのnoteにて、無料で一部を公開していきます。一人でも多くの方に読んでいただき、共感していただけると嬉しいです。ぜひ、気になる方は一度ご覧ください。そして続きが読みたくなったら、

        • 「わたしに安らぐマインドフルネス」ーマインドフルネス3つのステップ②

          マインドフルネスについて、やさしくまとめたKindle本ができました。仏教的なマインドフルネスの基礎である「戒・定・慧」になぞらえて、マインドフルネス3つのステップというテーマで、三冊のシリーズになっています。 前回から3回に分けて一冊づつ、こちらのnoteにて、無料で一部を公開していきます。一人でも多くの方に読んでいただき、共感していただけると嬉しいです。ぜひ、気になる方は一度ご覧ください。そして続きが読みたくなったら、お手に取ってもらえると幸いです。 それでは本日は、

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        マインドフルネスとわたしのセキララな話。

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        • 未来のためにわたしたちの「いまここ」を考えよう
          9本
        • マインドフルネスラボ
          22本

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          「わたしに還るマインドフルネス」 ー マインドフルネス3つのステップ①

          お久しぶりの方も、はじめましての方もこんにちは!だるまいこです。 マインドフルネスについて、やさしくまとめたKindle本ができました。仏教的なマインドフルネスの基礎である「戒・定・慧」になぞらえて、マインドフルネス3つのステップというテーマで、三冊のシリーズになっています。 今日から3回に分けて一冊づつ、こちらのnoteにて、無料で一部を公開していきます。一人でも多くの方に読んでいただき、共感していただけると嬉しいです。ぜひ、気になる方は一度ご覧ください。そして続きが読

          「わたしに還るマインドフルネス」 ー マインドフルネス3つのステップ①

          師走だけど、がんばりすぎないで。

          2022年もあと一ヶ月を切るという先週、実は思いきっり風邪をひいてしまいました。1週間以上も風邪で寝込んだのなんて10年以上ぶりでした。 思えばこの三年間、ずっと踏ん張ってきた分の力が抜けたのかもしれません。風邪が治って、ちょうど何かの区切りがついたかのような気分です。 わたしと息子はタイに住んでいるので、パンデミックが始まった時はロックダウンでした。忘れもしない2020年の3月26日。 その日、当時7歳だった息子に向かって「これはもしかしたら三年くらい続くかもしれない

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          お母さん熊の狂気〜泣き虫お母さんのためのベッドタイムストーリー

          9月の9日からライブ配信で朗読した14の物語をこちらにもアップいたします。 みなさんのお気に入りのお話はどれか教えてくださいね! 第3話:お母さん熊の狂気 【MINDFUL MAMA REVOLUTIONS】 十四のストーリー 第1話:一分を永遠に変えた魔女 第2話:ひもすがら昼寝する老婆 第3話:お母さん熊の狂気 第4話:マザーアースの涙 第5話:鳥籠ごと飛んだ鳥 第6話:宇宙の子どもたち 第7話:まばたきのおそなえもの ✨🌙✨✨✨🌙✨✨✨🌙✨

          お母さん熊の狂気〜泣き虫お母さんのためのベッドタイムストーリー

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          ひもすがら昼寝する老婆〜泣き虫お母さんのためのベッドタイムストーリー〜

          9月の9日からライブ配信で朗読した14の物語をこちらにもアップいたします。 みなさんのお気に入りのお話はどれか教えてくださいね! 【MINDFUL MAMA REVOLUTIONS】 十四のストーリー 第1話:一分を永遠に変えた魔女 第2話:ひもすがら昼寝する老婆 第3話:お母さん熊の狂気 第4話:マザーアースの涙 第5話:鳥籠ごと飛んだ鳥 第6話:宇宙の子どもたち 第7話:まばたきのおそなえもの ✨🌙✨✨✨🌙✨✨✨🌙✨

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          一分を永遠に変えた魔女〜泣き虫お母さんのためのベッドタイムストーリー〜

          9月の9日からライブ配信で朗読した14の物語をこちらにもアップいたします。 みなさんのお気に入りのお話はどれか教えてくださいね! 【MINDFUL MAMA REVOLUTIONS】 十四のストーリー 第1話:一分を永遠に変えた魔女 第2話:ひもすがら昼寝する老婆 第3話:お母さん熊の狂気 第4話:マザーアースの涙 第5話:鳥籠ごと飛んだ鳥 第6話:宇宙の子どもたち 第7話:まばたきのおそなえもの

          一分を永遠に変えた魔女〜泣き虫お母さんのためのベッドタイムストーリー〜

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          お葬式にお坊さんはいらない。

          宗教というよりも、思想のない日本日本人の思想とは、自然崇拝的な神道に大乗仏教を融合したものがベースであり、戦後だんだんと信仰への関心が薄まって、現在「無関心」と言うのがざっくりした状況ではないかと思います。仏教国であるタイに20年近く住んでいるわたしから見ても、日本人は宗教というよりも、「自分はこう思う」という思想そのものに無関心です。 わたしはみなさんからすると仏教哲学を専門にしているという印象があると思いますが、専門という前にわたし自身が自ら選んで仏教徒です。こういう風

          呼吸を観察する16のステップ

          過去でもない未来でもない、今の自分を生きる。ーカルリンポチェの言葉

          キャブジェ・カルリンポチェは、チベットの高僧カル・リンポチェの生まれ変わり(2世)とされている、若く美しいラマ(僧侶)です。チベットの伝統にのっとって、物質的に何の不自由もなく育ったカルリンポチェですが、一方で生まれ変わりと認められたその日から、アイデンティティのない精神的に不自由な環境で育った人です。 カルリンポチェはちょうど10年前に(三年のリトリートを終えた数年後だと思います。)自分がいかに何の自由も権利もなく扱われてきたのかを暴露し、(しかもYou Tubeで!)当

          過去でもない未来でもない、今の自分を生きる。ーカルリンポチェの言葉

          僕が回したのは『親ガチャ』じゃなくて、『地球ガチャ』

          我が家は9歳の男の子と母のひとり親家庭です。息子は日本人のわたしとポーランド人の父を持つハーフで、タイ北部の都市チェンマイで生まれました。パンデミックをきっかけに、去年9月の新学期にあわせてホアヒンという王宮の避暑地である海辺の街に引っ越しました。 息子は現在オルタナティヴ・ラーニングセンターという少人数制のプライベートスクールに通っており、ロックダウンで学校の休校が続く中でもなるべく自然な環境で過ごせるように工夫して小学生生活を送っています。 日本では小学校3年生にあた

          僕が回したのは『親ガチャ』じゃなくて、『地球ガチャ』

          自分の人生の「自由と寛容さ」を自ら行使する。それがマインドフルネスの本質

          感動ポルノと瞑想ポルノ 感動ポルノとは、勝手に問題を美談にして苦境を称賛することで問題を感動という刺激のエッセンスとして消費すること。 瞑想ポルノは現実で起こっている問題に向き合わず、その場をしのぐために瞑想で気持ちよくなること。 わたしは昔から母の日に「お母さんありがとう」と言わされることに違和感がありました。わたし自身も子を持つ母親となりましたが、それは治るどころか、もっと顕著なものとなりました。わたしの父は幼い頃に他界したので、我が家は一人親家庭でした。 称賛され

          自分の人生の「自由と寛容さ」を自ら行使する。それがマインドフルネスの本質

          今わたしたちに必要なのは、自分の本質を知ること。

          大きな集団の時代から、個の時代に変化する中で、自分をしっかり知っていくことがますます必要となってきています。 とは言っても、わたしたちは「自分を知る」というスキルは学んできませんでした。それを教育のせいだとか、社会のせいだとかにしても仕方がありません。 だって、ちょっと前まで自分が誰なのかよりも、みんなで大きなものを作り上げる方が上手く行っていたのだから、「みんなで上手くいく方法」しか学んでいなくて当たり前なのです。 でも、物事は移り変わっていくもの。そしてその過渡期に

          今わたしたちに必要なのは、自分の本質を知ること。

          わたしがマインドフルネスをやめた理由。

          数日前にマインドフルネス辞めました、という書き出しで記事を書きました。なのでその経緯はこちらで↓どうぞ。 そしてついでにヨガも辞めます。わたしは大学院に復学するまでの12年間、ヨガスタジオを中心とした会社を海外で経営していました。でも実を言うとわたし自身はみなさんがいうエクササイズ的な「ヨガ」はあまりしません。 自分のことを生涯ヨギニ(ヨガをする人)だと思ってますが、そのイメージはみなさんとはちょっと違うかもしれません。 ピッタリしたプラスティックのウェアを着て、朝から

          わたしがマインドフルネスをやめた理由。