
序ノ口画家の大冒険 9/4-18オトナノタツコン
いよいよ、9/4からスタートするアートコンペ「オトナノタツコン」に参加している。
No.83 よりきり です。どうぞよろしくお願いします。
ここまでのあらすじ
絵を描いている。
大学ノートの片隅に落書き、から半歩進んで、たぶん3年くらい前から、少しずつ絵を描いている。
地元の画材店のセールで入手したホルベインの透明水彩18色を端緒として、じわじわと描いている(その後、絵の具はちょこちょこと増えている)。
普段は(これは今も)、主に「似ていない似顔絵」なるファンアートが主戦場である。んだが、たまに「作品」を描こうとしたくなる。
最初のきっかけは去年の5月、オリオンさん主催の「in the room展」に出展したこと。あるテーマを考えて絵を描いて、それを画像に収めて、送信して、Web上に公開する、その一連の準備と流れ。できたものは箸にも棒にも掛からぬ…ではあるのだが、その体験をした(そして、少なからずいろいろな方に見ていただいた)のは、とても貴重だった。
その第3回が6月にあった。ぎりぎりの2作目を含め、2作出品した(ギャラリーの2-3ページにある)。出展料が医療従事者に寄付されるというところの意図(?)がおおきかったと記憶する。
https://k-orion.co.jp/info/in_the_room03/gallery03/
その、6月に、何がどう作用したのか「やってみよう」と思ったのが、「オトナノタツコン」の案内だった。実は、相撲に関する或るハッシュタグがきっかけで、こちらのギャラリーの展示に参画していた作家さんを見かけ、それからその展示を見ていたら、件の作家募集があった。条件は、まずは、O-35。その条件だけは余裕でクリアしているものの、そのほかのことは、何も見通しがつかなかった……のに、エントリーした。
主催側から提示されたテーマは「あなたがわたしにくれたもの」。作品を仕上げる8月まで、そのことばをかみしめていた(もっとも、7月は名古屋場所を見届けるのにいっぱいいっぱいで、創作活動?場所絵日記?というような感じだった。そこから五輪に突入というよりは猛暑で部屋に冷房が無い中ですっかり茹で上がったのでとかいろいろあった)。
8月に入ってからは、手許で何をどう描こうか描けるかという実験を進めつつ、何をどうテーマに書こうかと試行錯誤した。このおなまえで進めているので、やっぱりお相撲テーマで描こうと思って、リアルタイム組みあっている絵の試行を日々進めていた。その中で、これでいこう、と、方向性をあらあら決めたのが、お盆、8月15日だった気がする。ちょうど五輪の絡みで動いた休日にひとつ休みを追加し、決めた方向性に向けて、一気に進めたのが、20日前後だったと記憶する。
絵を描くのと並行し、それを納めるための準備を進めていたのだが、何分初めてだったので、「作品には紐をつけて」というものの、その紐をつけるためのヒートンってどうやって調達したらいいのだろうかとか、ちょっとしたことで戸惑った。戸惑ったので結局店頭で調達できず、ヨドバシカメラドットコム(通販、しかも送料無料)で見つけたので発注していたのだがなかなか引き当てがなく、これ締め切りまでに大丈夫だろうかと不安になって、ホームセンターに足を伸ばして確保したとたんに届いたとかあった。「はぢめてのしゅってん」ゆえに、絵を描くことそのもの以外にエネルギーを注いだ部分はでかかったなあと思っている。
なお「あなたがわたしにくれたもの」というテーマを咀嚼した方向性としては「自分がこれまでいろんなスポーツを見ていてそこから得られたぱわー」ということだったかなと。それは競技そのものから得る力もあるし、推すものからの力もあるし、明生力もある(えっ
描いていて、このテーマの別な一面を覗いた感もあった。公式サイトで公開された後で、続きのうんちくを書くかもしれない。
何しろ作者は無事に納入が終わってギャラリーの壁に飾られたのを見届けるや否や、ちょうど発表された番付にくぎ付けになって、太文字と細文字の間を凝視しつつ顔の見える絵を描く流れに戻っていたりするのである。気のせいだ。
9月4日~18日。あっあそこにあるー、というのはわかる感じだ。
ついに明日11時より始まります!
— GALLERY龍屋/GALLERY TATSUYA TOKYO (@gt2y) September 3, 2021
ベテラン作家から展示お初の作家まで全国各地から多種多様な作家達が集結。初日は御来廊頂いた方へ優先販売、2日目から通販と遠隔投票を受付します。
初の大人企画、ギャラリー龍屋の歴史に残る展示になります。是非ご高覧下さい。#オトナノタツコン pic.twitter.com/PfmC6Kg2LR
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