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2021年7月は宇宙を身近に感じられるニュースが多かったねぇ(前編)
宇宙の旅がすぐそこまで迫っている!
そんなことを感じるニュースが今月は多かったねぇ〜〜
数ヶ月前から私は宇宙関連の仕事に関わっている。ちょうど宇宙事業の全体像を掴み始めたところだ。
今回はこの1ヶ月で起こった、宇宙を身近に感じられたビッグニュースを前後編に分けてまとめていこう!
1. 宇宙旅行が身近に?
あと10年以内に宇宙旅行が身近になるのではないか?
そんなことを感じるニュースが2件立て続けにあった。
テレビなどでも大きく取り上げられている通り、アメリカの2社が民間人の有人飛行を成功させた。
リチャード・ブライソン氏率いるVirgin Galactic社と
ジェフ・ベゾス氏率いるBlue Origin社だ。
Virgin Galacticは7月11日、Blue Originは7月20日にそれぞれのフライトを成功させた。
どちらもブライソン氏、ベゾス氏本人が乗り込んだ上での成功だ!
民間企業が有人飛行を成功させたのは初めて。
この2社は民間の宇宙旅行を実現させようとしのぎを削っている。
今回の成功により、民間人による宇宙旅行の現実味が一段と高まった。
2. 更なる記録も同時更新
有人飛行が成功した裏でベゾス氏率いるBlue Originは別の記録も作っている。
それは、搭乗者の最高齢と最年少を同時に更新したことだ!
最高齢はアメリカ人のオリバー・ファンクさん82歳だ。長年ジェフ・ベゾス氏と親交があり、今回の搭乗に招待されたとのこと。
一方で、最年少はオランダの高校を卒業したばかりのオリバー・デーメン君18歳だ。売りに出された搭乗チケットを勝ち取り、今回の搭乗となった。
チケットの価格は2800万ドル(約30億円)というから、また驚き!!
なかなかスケールの大きな話ではあるが、今後は年齢の幅がより広くなっていき、多様な人たちが宇宙に行ける未来が予想される。
3. 更なる宇宙旅行の発展を考えてみる
宇宙旅行の事業について、宙畑さん(https://sorabatake.jp/)が分かりやすい図をまとめていたので、引用させてもらう。
宇宙旅行サービスの概要は以下の通りだ。
出典:宙畑 ついに始まった宇宙旅行!「宇宙旅行ビジネス」の現状とその費用、企業紹介
一言に宇宙旅行といっても、色々な会社が実現に取り組んでいる。
その中でVirgin GalacticとBlue Originは小宇宙旅行を提供しようと頑張っている会社だ。
小宇宙旅行は高度100km付近まで飛行して、無重力を体験できるサービスだ。(一般的に、宇宙は高度100kmが始まりとされている)
実際、周りの宇宙関係者に聞いても高度について驚きはないといった感想を得られた。
今後、2社の取り組みは「より高い高度へ」、「より安い宇宙旅行を」といった視点で開発が進むだろう。
一般の人でも宇宙を体験できる未来がすぐそこまで来ている。
そんな期待を持ちながら、ワクワクして待ちたい!!!