Astroscaleが"世界で最も影響力のある100社"に選出!!
日本のベンチャー企業、Astroscale(アストロスケール)が、Time紙の「世界で最も影響力のある100社」に選出された。
面白いビジネスが選ばれる、Pioneers部門の中の1社として選出されている。
Astroscaleは宇宙空間に浮遊するゴミ「スペースデブリ」の除去サービスの実現に取り組む企業だ。
選出理由としては、模擬デブリ捕獲実証の「ELSA-d」とそれに伴う「ドッキングプレート」などの技術が評価されたとのこと。
日本からこのリストに選出されたのは、Astroscale以外にはSONYのみ。Astroscaleの事業が世界からも大きな注目を受けていることが、さらに明らかになった。
また、Astroscaleは先日、内閣府主催の「第5回宇宙開発利用大賞」で内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞も受賞。国内からもAstroscaleの試みは期待が大きい。
Astroscaleは現在、ELSA-dの実証実験中だ。
この実証実験の成功が、スペースデブリ問題を解決する第一歩になることを期待したい。
●宇宙部門ではAxiom Spaceも受賞
宇宙分野に限定すると、アメリカのベンチャー企業 Axiom Spaceもこの「世界で最も影響力のある100社」に選出された。
Axiom Spaceは民間宇宙ステーションの開発を目指して開発している企業だ。国際宇宙ステーションを使った新ステーションの構築を目指している。
最初のミッションは4月3日に開始する予定であり、まさに開発がスタートするタイミングにある宇宙ベンチャーだ。
AstroscaleやAxiom Spaceなど、面白い宇宙ビジネスは沢山あるので、どんどん世界中が盛り上がって宇宙開発が更なる発展を遂げる未来を楽しみにしたい。
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