【幸せな光景】ウェストハム主将、マーク・ノーブルの引退
こんな光景が観れる選手は、なかなかいないよね〜
先日のイングランド プレミアリーグで、もの凄く心打たれる光景がみられた。
5月16日に開催されたウェストハムとマンチェスター・シティの試合。ウェストハムのホーム、ロンドン・スタジアムには下の写真のような光景が広がっていた。
「NOBLE 16」
これは、今シーズン限りで現役を引退する、主将マーク・ノーブル選手へのメッセージだ。「16」はマーク・ノーブル選手の背番号である、16番を表現している。
マーク・ノーブル選手は、ウェストハムの下部組織出身の選手で、ほぼウェストハム一筋でプレーしてきた選手だ。(2006年だけローン移籍の経験有)
ウェストハムでは20年近く在籍し、472試合出場で55ゴールを決めている。クラブにとっては生き字引のような存在であり、レジェンドのような選手だった。
●こんなに「幸せな光景」をみれる選手がどれだけいるんだろう?
このコレオグラフィーは、マーク・ノーブル選手に対するサポーターの気持ちが強く詰まった光景だ。
私もサッカーのサポーターの端くれをやっている。そのため、ウェストハムのサポーターが「感謝」、「寂しさ」、「親しみ」、「尊敬」など色々な感情を持ちながら、このコレオグラフィーを作ったのではないだろうか。
色々な感情を抱えながらも、ウェストハムのサポータが作ったコレオグラフィーは、非常に素晴らしく、心を揺らされるものであった。
と同時に、この光景で引退を迎えられる、マーク・ノーブル選手には強い幸運を感じている。
「こんな光景をみながら、現役を終えられる選手は何人いるんだろう?」
少なくとも、今年の欧州サッカーで、マーク・ノーブル選手以外にこのように送り出される選手は、まだみていない。
また、昨年を振り返ってみても、スペインのアスレティックス・ビルバオに所属した「エチェベリア選手」くらいしか心当たりがない。
長年、ウェストハムを支えたマーク・ノーブル選手が、このように幸せな雰囲気で現役を終えられたことは、非常に幸運だったし、いちサッカーファンとして非常に嬉しい光景だった。
改めて、「マーク・ノーブル選手、現役お疲れ様でした!!」