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17.あるものを活用する考えを学んだ民泊運営

今回の事業は、21年前に老後の楽しみに別荘を購入し、現在は高齢になり使用頻度が減ったため活用してくれないか?という依頼でスタートしました。

21年間手作りでコツコツ手直ししてログハウスをメンテナンスしてきたため、まだまだ使えるものがたくさんあり、できるだけそのまま使わせてもらいたいと思い進めています。

そのためホテルやグランピングのように、新品の家具と利便性の高い設備があるわけではありません。築21年のログハウスは、ラグジュアリーを求める方が期待できる建物ではないのが正直なところです。

リフォームを進めていく中で、いろんな思いがあります。
例えば、正直これは重くて実用性も低いから買い換えようか・・・と思うこともあります。しかしその時に、元オーナーが手作りで作った、というエピソードを聞くとやっぱりそのまま残したいと思います。

家具だけではなく、細かい部分に「手作り」があり、木のぬくもりを感じることができます。

手すりなど細かい部分にも1つ1つ作った時のストーリがありました
このテーブルも手作り、薪ストーブのレンガや煙突も手作りのようです


これまでの自分は、必要なものがあればすぐに購入することが当たり前だと思っていました。

新しい家具や道具、日用品もそうです。特に新しく宿泊施設をオープンするとなれば、あれこれ妄想が広がります笑あれもおきたい、これも買いたい。と思ってしまいます。

しかし、ふと立ち止まって元オーナーさんの「あるものを活用する」という意見を聞いていくと、今まで見逃していた資源の豊かさや可能性に気づくことがあります。

以前ならすぐに新品を探していましたが、最近は天然の資源を利用し、木材を活用するという選択肢に目が向くようになりました。家の裏庭にある倒木や今までの家具をリメイクすることで、新たなアイテムを生み出すことができるんじゃないか、またはメルカリやヤフオクなど、中古品を活用することができるのではないか?そんな考えが強くなりました。

囲炉裏部屋の自在鉤もほっこりしますよね。

この「あるものを活用する」という考え方は、実は身近なSDGs(持続可能な開発目標)とも密接に関わっているんだと最近になって気がつきました。無駄に資源を使うのではなく、手元にあるものを見直し、再利用することで、環境への負荷を減らし、資源を守ることができます。自然に優しく、しかもお財布にも優しいという、一石二鳥の選択です。

ソファー隣のサイドテーブルは、電動ではなく、のこぎりで縦に切ったようです(驚き)

ドッグにグッドなログハウス鳥羽は、グランピングのような豪華はありませんが、木のぬくもりのある家で、ワンコと一緒に自然を楽しむと物の価値を再発見するきっかけにもなるかもしれません。

単なる「古いもの」「不要なもの」が、工夫次第で新しい命を吹き込まれる。そのプロセス自体がクリエイティブで楽しく、さらに身近な資源を活用することが環境保全やサステナビリティに繋がるんだと、狙ってたわけではなく、作業を通じて自然にそんなことを感じるようになっていました(笑)

日常の慌ただしさから離れ、自然の中でリラックスして過ごすことであるものを見つめ直し、大切に使い続けるという意味でもログハウス鳥羽の家具は大事に活用し続けていきたいと思いました。

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\2024年11月プレオープン/
ログハウスを貸切り、鳥羽の自然と
非日常の手間をかけてワンコを喜ばせたい。

▶ワンコは何頭でも宿泊OK
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▶大型犬、小型犬、犬種制限なし
▶チェックアウトまで誰とも会わず
 ワンコのプライベートを確保。

さあ、ワンコと一緒に何しよう?
ご予約はこちら(24年11月オープン)
https://dg-loghouse.com/

▶ドッグにグッドなログハウス鳥羽
〒517-0026
 三重県鳥羽市石鏡町600-9 シーサイドテラス石鏡内
お問合せ:電話なし 
LINE/インスタDMのみ LINE:準備中 
URL:https://dg-loghouse.com/ 
Instagram:https://www.instagram.com/dg.loghouse

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